おととい箱根へ行って、いつもは見ているだけだった駒ケ岳に上がった。
と言っても箱根園からロープウエーなので、ここまでは楽なものだ。
残念ながら富士山は雲の中だったが、すぐ下の芦ノ湖に加えて左手に駿河湾が見えた。
駒ケ岳山頂には箱根元宮がある。
箱根最高峰の神山は神が降臨するところ、隣の駒ケ岳は神を拝するところとして、
2400年も前から神道の祭祀が行われ長く山岳信仰の聖地だったそうだ。
明治時代に途絶えたが50年ほど前に箱根神社の奥宮として箱根元宮が建立された。
あたりは広々としていて季節によってさまざまな草花が見られそうだ。
この日はナギナタコウジュのほかにリンドウなども咲いていた。
しばらく休んだ後、駒ケ岳から神山を経由して大涌谷へ向かうことにした。
これは午後になって対岸から撮ったもので右側が駒ケ岳(1327m)で左側が神山(1438m)だ。
標高差は110mだが、いったん100mほど下ってから再び200mほど登るのでけっこうな運動だ。
上り下りの道際のあちこちでこの白い花が見られた。
シラヤマギクだろうと思うのだが背丈が大変低いものが多かった。
紅葉のほうは凄いというような場面に出会えなかった。
そでもカエデなどの紅葉が進んでいた。
葉の形は違うように見えるがチドリノキもカエデの仲間。
神山をバックに大涌谷の噴煙。あのあたりで黒い玉子を作って売っている。
この後、湖尻から深良水門の先まで歩いて夕方のバスで帰った。
途中で見たいろんな花は明日以降に・・・