天神島など海岸の植物には頭にハマがつく名前のものが多い。
ハマナデシコ(ナデシコ科)
ピンク色がきれいなのはハマナデシコ。
茎の先に花が密生し大きな葉も柄がなく茎についているのでカワラナデシコなどと趣が異なる。
ハマボッス(サクラソウ科)
最初の写真でハマナデシコの向こうに小さく見える白い花はハマボッスだ。
花序の下の方には実が出来ている。
右の方のは既に熟していて、そのうち先端に孔があいて種子が飛ぶらしい。
ハマツメクサ(ナデシコ科)
ハマツメクサは近所の道端に咲くツメクサと区別が難しい。
天神島にはピンク色のウシオハナツメクサも咲くのだが、前の台風などの影響を受けたらしく見られなかった。
ハマヒルガオ(ヒルガオ科)
ハマヒルガオが広い範囲に這い、たくさんの葉を広げていたが花は一輪だけだった。
花期が終わっていたのだろうか。
ハマダイコン(アブラナ科)
ハマダイコンの花期も少し前だったようだ。
地中にはどんな大根が出来ているのだろう。
ハマゴウ(クマツヅラ科)
逆に花期に少し早かったハマゴウはクマツヅラ科の低木、つまりニンジンボクやムラサキシキブの仲間だ。