横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

松崎、堂ヶ島

2015-01-25 06:15:44 | 旅行



松崎・中瀬邸
旅行の初日は体調を考慮して出発を遅くした。
予定していた石廊崎などを取りやめ下田から松崎の宿までバスで直行した。







松崎・近藤家
翌日は朝から雨だったが、松崎の古い街並みを歩いた。
松崎は古い漁港で安政地震(1854年)による津波で大きな被害を受けた。
その後の建物として火災にも強い「なまこ壁造り」が多く採用されたという。
中瀬邸は呉服屋、近藤家は薬種商だったそうだ。







松崎・伊豆文邸
こちらの伊豆文も呉服屋で明治43年の建築だという。







町に寄贈された建物は内部を整備し当時をしのばせる趣の休憩所になっている。







建物の奥に進むと土蔵も残っていた。

松崎出身の入江長八は江戸で左官として名人と呼ばれた。
また入江長八は「漆喰鏝絵」作家としても素晴らしい作品を残した。
震災や戦災で多くが失われたが、一部の作品を松崎「長八美術館」で見ることが出来た。








その後、バスに乗って堂ヶ島に着いた。








遊覧船に乗って、地層、地形や小島などを見て周る。








洞穴の一つに入っていく。通り抜けできるようになっている。








中の方に進むと明るくなっているところがあった。
頭の上が開けて洞窟の上の景色が見えた。
このことから「天窓洞」と名付けられている。








下船後、遊歩道を行くと天窓の上に出た。
警笛を鳴らして遊覧船が進んでいった。








昼食後「加山雄三ミュージアム」を見た。
生い立ち、出演した映画や音楽の紹介と共演者たちとの交流、愛艇「光進丸」のことなど・・・
鉄道模型に造詣が深いことは初めて知った。

TVの散歩番組で彼の画才を見たことがあるが、メイギャラリーには40点以上の絵画が展示されていた。


この後バスで下田へ向かった。