ヒメウズ(キンポウゲ科)
道路際にたくさんのヒメウズが咲いている。
花の大きさはせいぜい5~6mmだ。
花茎をけっこう伸ばしているが、小さく白い花がうつむき加減に咲くので目立たない。
顔を近づけてみると黄色い部分があるのに気付く。
キンポウゲ科の花によくあるように外側の白いのは花弁でなくて萼だ。
そして中にあってシベを包むような黄色いのが花弁だ。
構造的にオダマキに似ているところがある。
花弁の基部を見ると小さな距があって萼と萼の間に割り込んでいる。
それなりに蜜を溜めているのだろう。
オダマキの場合はこの距が長く伸びているものが多い。