天候に恵まれギフチョウをいっぱい見ることが出来た再挑戦の石砂山。
後は登山道や山頂にたくさん咲いているタチツボスミレの花で蜜を吸う姿を見たかった。
一度だけ花に止まったギフチョウは撮る間もなく飛び去り残念だった。
すると、ふわっと地上へ降りるのがいた。そこには花ではなく葉っぱがあった。
カンアオイだ。これは産卵に違いない。
カメラを向けてもかまわず産卵を続けたが、しばらくするとふっと飛び去った。
その後、葉の裏を見せてもらうと2カ所に卵があった。
先に産み付けに来たのがいるのだろう。
まんまるできれいな色の卵だ。
卵は孵化した後カンアオイの葉を食べて成長し4回脱皮する。
夏には地上に降りて落ち葉の下で蛹となり次の春まで越冬するという。
確認の経過観察まではできそうにないが、産卵シーンを初めて見ることが出来て良かった。