カッパドキアから首都アンカラへ向かう途中にキャラバンサライ(隊商宿)があった。
左に見える道は昔のシルクロード。
宿の内部。長い道のりを歩いてきた人々が一息ついて元気を取り戻したことだろう。
さらに進むとバスの窓から大きな湖が見えた。延々と続くのもそのはずで琵琶湖の2~3倍もある。
トウズ湖といい深くても3mぐらいの塩の湖だ。
湖岸が白く見えるのは塩だと思うが下りて確かめることができなくて残念。
ツアーはバスで長距離を移動するのが常で、車窓の景色も楽しみの一つだが、
夏は日差し側の座席になると冷房していても暑くてカーテンを引いてしまう。
今回はバス以外の乗り物で移動することもあった。
まずマルマラ海のはずれダーダネルス海峡をヨーロッパ側からアジア側へ渡るためフェリーに乗った。
つぎにイズミールからセルチュクまでは1時間半あまりのローカル列車だった。
大きめの2両連結だが地元の人も一緒で途中の駅から乗る人も多くて大変混雑した。
エフェソス遺跡の入口セルチュク駅。低くて狭いプラットフォームだ。
横を通過する列車がないので線路に出てもいいのかもしれないが乗降りは大変だ。
アンカラからはアンカラ・エキスプレスという特急寝台車でイスタンブールまで行った。
大体8時ごろには着くかなというおおらかなダイヤだ。
個室で2段ベッド。まずまず良く眠ることができた。
個室の中に洗面台と冷蔵庫があり、トイレは各車両の前後にあった。
6時にモーニングノックがあって、6時半から簡単な朝食。
さほど遅れることもなくイスタンブールに着いた。ただしまだアジア側にいる。
西ヨーロッパとイスタンブールを結ぶ有名なオリエント急行の終着駅はヨーロッパ側の旧市街にある。
今回のツアーではずっと快晴が続いたが、イスタンブール駅から旧市街への1時間ちょっとは雨だった。
イスタンブールではこのような連結バスがたくさん走っていた。
こちらのように連結した路面電車もたくん走っていた。
タクシン広場とテュネルを結ぶイスティクラル通りには昔なつかしい電車も走っていた。
テュネルは世界一短い地下鉄だ。
カラキョイ駅から坂上のテュネル広場駅までの全長573メートル高低差60メートルを3分ぐらいで走る。
自由時間がなく、路面を走る電車やバス
それに普通の地下鉄などに載ってみることができなかったのは心残りだった。
ツアーというと私などバスしか思いつきませんが、色々な交通機関を
ご利用になられたのですね。これだけ色々目にされ乗られただけに、
さらに路面で社などにも実際に乗ってご覧になりたかったというお気持もわかる気がします。
重厚なつくりの隊商宿が利用されたころはラクダが主な乗り物だったのでしょうね。
襲撃に会うこともあったでしょうから、この宿にたどり着いたときは、飲み物食べ物に
安心して眠れることにどんなにほっとしたことでしょう。
現代はありとあらゆる便利で速い乗り物がそろっていますね。
暑い日差しを遮りながらのバス移動では影絵遊びも?キツネでしょうか(^^)
低くて狭いプラットホームは列車への上り下りが大変そうですね。
連結バスは湘南台でも見られるのですが、運転が難しそうですよね。
レトロな雰囲気の路面電車は実際に乗ってみたいですよね。
世界一短い地下鉄は、車両のドア数が多いのですね。
今日の記事もとても興味深くワクワクと拝見しました。
短い地下鉄(急勾配の!)、路面電車の危ない?駅・・・
嵐電の山の内駅よりは 怖くないかも???
実は、寝台列車に乗ったことがないんです・・・
オリエント急行は勿論!国内でも どんどん減りますから、乗りたいんですが。
個室の二段ベッドで、冷蔵庫までついていたら、快適だったことでしょう。
鉄道マニアだった息子は 外国に行かず亡くなりましたが
国内は 京都→東京 鈍行の旅とかはやってましたが、乗せてやりたかったです・・・
バスの手は 誰の??何のサイン??
トルコは何語なんでしょう?って、調べないですみません。
外国の旅、こう言う日常生活の垣間見えるものもいいですね。
私は フィルム時代しか経験ありませんので、デジタルだったら、沢山撮れただろうなあと
残念に思います。
整理なさる作業大変だと思いますが、こちらは旅の気分味わわせて頂いて 満足です♪おおきに♪
ツアー会社もいろいろ知恵を絞るようで、長時間のバスばかりでは単調ですし、
夜行電車を利用することで寝ている間に離れたところまで移動できる利点もあります。
ローカル電車は地元の人と一緒なのはいいのですが満員過ぎて今一でした。
テュネルは短いところを往復するだけなので構造もシンプルでドアも広めに取っているみたいです。
隊商宿というのはどれぐらいの区間にあったのでしょう。
少なくて野宿もしたのだとすると、隊商宿に着くとほっと出来たでしょうね。
湘南台にも連結電車が走っているのですね。
調べたら慶応大学まで行っているとか。
こんど近くへ行ったら乗ってみます。
影絵をキツネと見ていただいてありがとうございます。
山の内は今でも同じプラットホ-ムですか?
三条通りも車が飛ばしているから危ないですね。
私も寝台列車は初めての経験でした。
夜行列車は小学生の時から何回もありますが。
バスの手は遊びで、キツネあたりに見てください。
トルコはトルコ語です。
トルコはモンゴル高原の西に住んでいた突厥が東へ移動した民族であり
同じく東のツングース人が東へ移動して朝鮮や日本にやってきました。
言語的にもこれらは同じ系統だそうです。
日本とトルコに親愛の情があるのもうなづけます。
お帰りなさい!
私も昨年の10月初旬にトルコへ行きましたので
同じ場所で撮った写真を思い出しながら拝見しました。フェリーと延々と続くバスの旅とイスタンブールに戻る飛行機だけで寝台車は乗りませんでした。寝台車は経験が無く乗ってみたかったです。色々なコースがあるのですね。
影の指が美しくベリーダンスの踊り子の手にも見えましたよ!
トルコは其処此処に赤い国旗が掲げられて愛国心が強く発展へのエネルギーを強く感じました。(ガイドが語る自国への熱い思いからでしょうが)
因みに私達のガイドは中年の聡明なトルコでは珍しい独身女性で名はダリアさんと言う素晴らしい方でお陰でとても楽しい旅でした。
トルコの先輩でいらしたのですね。
広告を見ているとアンカラあたりからイスタンブールまで飛行機というプランが多いですね。
イスタンブールのレストランでベリーダンスも見ましたが、暗いところでの早い動きでうまく撮れませんでした。
私たちのガイドは中年の男性でやはり独身でした。
何か国語も話し日本のことも詳しく、上手な案内でした。
自国への熱い思いも同じでしたよ。