義母が亡くなって
明日で2ヶ月
歳をとって
脳と足の機能を失うと
その後に
どれほど恐ろし(く見える)長い年月が待っているかを
背中で教えて貰いました
我が国の現状を指して「高齢化社会」と言う人がいるけれど
すでに我が国は
世界一の「超高齢社会」に突入しています
東南アジア諸国の平均年齢が20代
現在日本の平均年齢は49歳
そして世界一の長寿国
義母は夫を胃癌で失い、
独居を始めた79歳で鬱(←私見)と認知症を発症し
熱中症で発見されたその3ヶ月の入院中に
取り巻く世界の現状と自分の認知が全く噛み合わなくなりました
享年87歳は
立派に日本女性の平均寿命まで生きた
と言うことになるのだけれど
実際79歳で健康寿命を失うその瀬戸際で味わった
自己肯定感と自由の喪失は
まだらに蘇る正気の時間の地獄の苦しみとなり
そこから始まったなし崩しの8年は
生理機能が燃え尽きるまで寝かされ
全身拘縮状態で横たわる流木のようになってもなお
生きていれば寿命でカウント
こんなことで
本当に日本は世界一の長寿国なのかと
現状を見たならば誰もが思うことでしょう
医療行為が必要となったため
介護施設ではもはや面倒を見てもらえなくなった義母を受け入れてくださる
<看取り病院>の選択肢はたくさんありました
先人の尽力で構築された
子供の手には負えない親を引き取ってくれるシステムは
ビジネスとして確立していて
私たちは本当に
楽ができました
義母が生きているうちは
義母は病院にいました
魂となり
やっと不自由な肉体から解放された彼女は
今どこにいるのでしょう
息子や孫たちはともかく
嫁の私を暖かく見守ってくれているとはとても思えません
あの義母なら
この私ですら見守ってくれている可能性も高いのに
そうは思えなくて
残念です
このなんとも言えない虚無感は
これまで貪った楽と自由の後味ですから
じっくり味わう所存です
今日はそんな話
( ̄一 ̄)
💐
いよいよ、我が家にも「親の介護」が現実的に迫ってきてて、いろいろ考えるわ。
弟と話したんだけど「子供の自分たちが『初老』の年齢になって白髪頭なんだから、そりゃ親は年取るよねぇ。」ってしみじみ実感しちゃったよ。
違うよね。
ながくせいぞんした、、、かな?
お疲れ様でした、お義母さん、ご家族の皆さん。
くちこは、もっと積極的な?尊厳死を認めて欲しいと常々思っています。
サメ母は、晩年5年位?毎日のように自分の排泄物を食べていましたから、、、
ポケットに溜めたり、耳に詰めたり、、、
自分が誰かわからない、
食べ物が何かわからない、
そうなったら逝かせて欲しいと、事前に一筆書いておけば認められる時代を切望しているくちこです。
我が身と家族のために。
いろいろ思うことがあり、同じ気持ちで読みました。
金曜の夕方からの絶妙な呼び出しで、二日間は
週末の休みを使えたことを
義妹が「お父さんお見事です」と言っていたのが
とても印象に残っている鬼嫁です。
早くに見つかって後遺症がないの
本当に良かったね
何年か通った介護施設で
いろんなご利用者様にお会いしたけど
思うに一番辛いのは
認知症はないけれど
体を動かせないので
家族に迷惑かけたくないから介護施設に入ったの
と
自分で説明ができるような人々かなあと思う
リバースしたり
絡んだ痰をひっきりなしに切ったり
叫んだり怒ったりする人たちが飛ばすお盆
喧騒の中で
やりたくもないグーチョキパー運動とかして
一日4回食堂で食事するのは
地獄の沙汰
時々義母の隣で夕食食べてたけど
ああ、ワタシが施設に入れてもらうんだったら
認知症になってからの方がいいかな
って思ったな
そうなる可能性のゲートとして
脳梗塞があるよね
どんなに筋トレしてストレッチして
元気でしなやかな身体をしていても
ある日、抹消が中枢から切れちゃったら
日常が急変するの
怖いね( ̄  ̄)
遣る瀬無いとはこの事でしょうか
そんな親の姿は絶対に見たくないし
尊厳死
すごくわかります
あと20年のうちに法律できないかなあと
軽口言ったりしてます( ̄∀ ̄)
でも多分
尊厳を失ったら、
生に執着する本能が核になっちゃうわけで
それをぶった斬る勇気とか
成年後見人の犯罪とか
遺書偽造とか
医療業界のお金事情とか絡まって
お金を出せる高齢者がおられるうちは
難しそうですよね
5泊六日も尽力なさったんですね
それはお疲れ様でしたね
うちは極小最低限葬儀にしたので
親戚は全員日帰りでした
義母は危篤になるのも最期も
「どうする家康」が終わった直後で
危篤は毎週日曜日の9時前後に都合三回くらいあったでしょうか
その週は夫はフラフラでした( ̄∀ ̄)
義妹さんのお悲しみの深さが
偲ばれます
そんな・・?って思っちゃっても
そう言う台詞が言えて、また引き立つのが
いい葬儀なのでしょうね
って
これはあっちで書いた方がよかっt・・
お疲れ様でした
この疲れ、結構べったり張り付きました
時節柄ご自愛くださいますように
次は満中陰法要
頑張ってください
m(_ _)m