この十年
android(スマホ)ユーザーの私は、Googleが提供してくれる目くるめく便利に驚愕し
その導きについて行こうと務めて来たと思います
( ̄▽ ̄)←要は便利に使ってる
全く過去のブログは読み返すたび、
そのあまりの読みにくさに速攻削除したい衝動に駆られます
が、これも人生( ̄一 ̄”)←大きくまとめたな
Googleマップの便利さに一番助けられたのは
一人暮らしの果ての入院からの認知症で
<今がいつ><ここは何処>が認知できなくなっていた義母を預ける
特養探しの時だと思って来ました
この記事は我ながら
悪くなかったかも( ̄ー ̄)
この頃の私は
この先
義母を想う時はこの日の夕焼けとGoogleマップが一緒に刻まれるだろうなと思っていました
しかしあれから
さらに8年の月日が流れ
Googleマップがさらに進化したのはご存知ですか
( ̄▽ ̄)
今日の話の肝はココ!
Googleマップを開くと出ている
新しいマーク
コロナで失ったものは何か
と問われれば
義母に全く会えなくなった
3年間と答えます
全く会えない月日の中で
直近2年は体調が急変する度に
施設と近隣の大病院の間を移動する手続きに呼び出されました
慌てて駆けつけたところで
本人には全く会わないのです
それを5回ほど繰り返した果に
終末医療を施してくれる病院に転院となり
指定された病院に出向くことになりました
もはや義母の居場所を私が個人で探すこともなく
病院間の連携で義母は自動的に運ばれて行きました
そこでは
身体の清潔と
最低限の水分と栄養と
誰もそうだとは言わなかったけれど
死ぬまで寝ている寝床を提供してくれる場所なのだと
あとで理解しました
私達の顔を認知しない義母にはリモートの面会では意味がありません
3年の中で変わりゆく姿を見る機会を持てず
私は義母と血縁ではない為に
病状が知らされず
夫のフィルターを通すと悪い話が欠けてたりして
もはや子供のように
人の言う事だけを聞いて想像するしかありませんでした
今年の二月になって
この先は病状がいつどうなるかわからない
予約さえすれば
平日であれば
10分間会えることにします
特別ルールを婦長が作ってくれました
初めて出向くその病院は
電車に乗って
住宅街の入り組んだ道を登りきった丘の上にあって
タクシーよりは歩いたほうが早いと言われました
GoogleMapがあるからね!
怖いものはないさ😌
まあ
【北東に進みます】
って言われてもさ
北東がどっちか分からないのが困るんだけど!😂
そうつぶやく私が見つけた
小さな見慣れない印
そう!
大事なことなので2回目😌
ポチっとしてみて
驚きました
カメラ画面に変わったそれが言うのです
【周囲の様子をみせて?】
え?
こんな感じ?
私がアプリに周囲の様子をぐるりと見せると
【わかった。
さあ、案内するよ】←妄想
画面に大きな矢印が出てきて
私を誘うのです
【ついておいで】←妄想
なんと頼もしいことでしょう
嬉しくなって交差点を駆け出そうとしたら
サッと画面が変わります
この警告は
どんな小さな交差点でも
出てきました
GPS衛星ってすごいのね
私を見ているのね
【もう少しだよ】←妄想
この先に
この丘の上の病院に
怖いことが待ってるかもしれない
けれど
私はこの矢印について歩くのがとても好きでした
高齢者施設が併設された
中規模の古い病院の駐車場までついたところで
私はまた一人になります
裏口にひっそり設置されたインターホンを鳴らし
予約した者だと伝えると
解錠したドアの音と
しわがれた男性の、そのまま進むように言う声に従って
廊下の突き当りで
アルコール消毒とフェイスガード
エプロンと薄い手袋を装着し
病棟のエレベーターに乗ります
病棟は古い公立小学校のような広さと明るさで
婦長さんが
金の粉が零れるような笑顔で
声をかけてくれるのです
10分しかないけど
ごめんなさいね
そして
面会を終えてフラフラ出てきた私を天使のオーラで包みながら
冬が終わるのは
待てないかなぁ
桜が咲くのは
見られないかな
と言っては
ここがお母様の最期の場所です
ここから旅立ちます
遠いかもしれませんが
来られる人には
早く
来てもらってくださいね
毎回そう囁いて
送り出してくれるのでした
↑わざと間違えると怒られる
( ̄ー ̄人❤)
病院から出て駅まで帰る道も矢印についてもらいます
頼り切っていると
自分の記憶は定着しないので
ずっと頼り切りになります
それにしても
この矢印君が推しのアイコンだったりしたら
きっとたまらんよなあ😝
そのうちこの機能が
メガネやコンタクトレンズに搭載されて
見える物が情報だらけになる世界が
平民に降りてくるかもしれないなあ
きっと
義母がいなかったら
知らなかった世界を
終末と近未来が交差する
静かな住宅街を
ひたすら歩いた
今日はそんな話
〜( ̄ー ̄)ノシ🗺
🗺🏥🌸
そうなのよ!超絶方向音痴の私には、一番助かる機能がそれ!!
地図見て「東に進みます」「東はどっちよ!!」って迷うんだけど、写真と矢印はわかりやすいよね。
それがあったから一人で北海道遠征なんかしようと思ったんだもん。
もう8年も経つんだねぇ。
手続きだけとはいえ、何度も行き来したり大変だよね。麦はがんばってる!エライ!
お疲れ様って日本語にしかないのわかる気がするわ
疲れたものが偉い
でもご苦労様はケースバイケースで侮辱に当たるって面白いよねえ
コロナで新しいチャレンジをしてこなかったんだねえ
乗換案内もしばらく使ってなかったし
この機能のことは全く知らなくて
見知らぬ土地で突如現れた
ランプの精みたいに見えたわぁ
わざと違えると
従って下さい
って怒られるのもイイ(≧∇≦)b←何の話
Googleに身売りをしているくせに
そのマップの印は知っているけど機能は知らず
使ってもみないで「Googlemap使っても
何処向かっているかわかんない!」と
理解を放棄していた数年。
こんど使ってみます!!!←ほんとかい?
(敢えてコメントはソコ?ってところを…)
そうなんですよ!
便利なのでぜひ使ってみてください
ただ残念なのは
東京駅構内ではこのmapの精は完全無力でした
( ̄ー ̄)ノシ