ひまわりさんからお便りです。
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~~「今、元気です!」~~
草原に涼風吹き、時折暗い雲間からたった1つの星が見え隠れしている。
夏とは思えぬ涼しさ。蚊もいない。秋虫の声がきこえる。
ここは秋田大曲花火大会の前日8/24のキャンプ可能駐車場。
雄物川を遠望する河川敷を利用して小粒の砂利石を敷いて整備された所。雑草が生えて緑の草原に見えている。
キャンパーたちが次々にやって来て割り当てられた区画地に思い思いにテントを張る。
それぞれの家族の声が小さく聞こえてくる。
テレビもラジオも使わない世界。ペット犬が吠えるのと、小さい子が駄々をこねる声は仕方がない。日常茶飯事。環境のせいかそれも長くは続かない。
穏やかな空気。
このころ、台風20号が日本列島を通過。自宅はどうなっていることやら。誰もいない。兼ねてから予定していた秋田県大仙市のこの駐車場に予定通りに来てしまった。今日は曇りの天気予報が日中は雨だった。
夜になって雨はあがったが、明日の夜こそ花火大会の本番である。
しかも、明日の天気予報は曇り。
さあ、寝よう。
草原で品行方正なキャンパー達に囲まれて、車中泊。
夜8時~9時、若い家族連れの雑音が聞こえてくるけれど、数台の照明ライトが広いキャンプ場をやさしく囲んでいる静かな夜です。
日常を離れた静かな貴重な夜です。
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猛暑や台風の話題などで何かと騒がしいこの頃、そういう夜を過ごしているとは羨ましいですね。
そして今日は、果たして素晴らしい花火の数々が全部はっきり見ることができるのでしょうか?明日の感想を聞きたくなります。
雄物川の河川敷は、素晴らしい夜を提供しようとしているのですね。
石巻の川開きの花火も河川敷の大勢の人が一緒に集い、一つひとつの花火に歓声をあげながら見知らぬ隣人と笑顔を交わし合ったものです。
先日隅田川での花火のニュースが報道されていましたが、やはり大勢の人々を楽しませたようでした。
日本は海に囲まれた山や川の多い国です。
台風により様々な被害を受けたばかりでもあります。そして、地震が起こるたびに津波はこないかと神経をとがらせます。
でも、 ひまわりさんたちのように、川がもたらした河川敷で多くの喜びを享受できることもあります。
宮城県の大河原も(なるほど、大きい河原だからこのような名前がついたのだろうと今、気が付きました。)毎年桜の季節にそれはたくさんの人に喜びをもたらします。
自然の恵みを享受するとともに、その自然に対する警戒も怠らないことが人間にとっては大事なことなのでしょうね。
石巻の雄勝では、今「トランジット リボンアート」というイベントが9月はじめまで行われているようです。
シンボルの白い鹿のオブジェは健在です。
来年はまた、「リボン アート」のイベントが開かれることになっており、今年はその前夜という感じで、「トランジット」という言葉がついているのだそうです。
雄大な自然の場を借りて様々なお祭り(フェスティバル?)が行われるのは、心も豊かに広がるようで嬉しくなります。
ひまわりさん、今夜はしっかり晴れるよう祈りたいと思います。