マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

やっぱQFPでしょ

2013-04-10 22:48:49 | Weblog
QFP変換基板にQFNパッケージが載らないことがわかってメゲていましたが、その後の顛末のご報告。

やる気を無くして、まずはATMELの評価ボードを購入することを検討してみました。対象はSAM4L-EKSAM4L Xplained Proです。SAM4L-EKは値段が高いのですが、LCDやJ-Link相当のJTAGも備わっている充実ぶり。でも逆にいろいろとつながっていると、自分で周辺につないで実験したい用途には不向きです。Xplainedの方はシンプルな構成で値段も安いけど、JTAG機能はJ-link相当ではないらしくATMEL Studioを使うことが前提になっているようです。また端子の一部は1mmピッチのLCDコネクタに出ているので、こちらも使い勝手がイマイチ。。

気を取り直して、QFNが載せられそうな変換基板をeBayで探して見つけたのがこちら。



80ピンまで対応の基板なのでちゃんと64pin QFNのパッケージの端子パッドにパターンが届いてくれます。しかし、QFNパッケージの裏面にはExposed padが出ているので、パターン中央部を削らねばなりません。それは面倒なのでExposed pad部分にカプトンテープを張って済まそうと考えました。

eBayで変換基板を注文した翌日くらいに、DigikeyにQFPパッケージの在庫が加わっているのを発見、じぇじぇ。迷わずに注文。

結局のところ、変換基板とQFPパッケージのSAM4LSが続けざまに到着。まずはQFNパッケージのExposed pad部分にテープを張って基板の上に載せてみました。しかしながら、テープの厚み分だけチップが浮き気味になってしまい、ハンダ付けがやりにくそうです。
あっさりと諦めて、やはりQFPパッケージを使うことにして、秋月の変換基板の上に載せました。



当初計画どおりの結果に落ち着いたのではありますが、随分とムダなお金を使ってしまいました。トホホ。