「選挙に行かない」棄権という選択肢について。- 2013.01.07
今日、twitterで「棄権するのもアリ」的な事をいろいろ書いていたので、ちょっとまとめておきます。
■ジーン・シャープ氏も方法の一つとして挙げているが、逆に「選挙に行かない」選挙をボイコットするほうが日本では効果的かもしれない。実際に投票率は低いし、死票も多く違憲だしで民主主義が機能してるとはいえないし。棄権運動が成功する可能性は高いと思う。
■民意が反映されない「偽りの民主主義」の土俵に乗るくらいなら、棄権したほうが遥かにマシだと思う。
■小出裕章さんが「政治に絶望」して選挙もほとんど行ってないというのは、そう言う事なんだろうなと思うようになった。
■実際、投票率が著しく下がったほうが、投票率を上げるための方法を政治の側で考えるだろうから、本当に選挙に行かないほうが効果的なのかもしれない。今の50%程度の投票率でも最悪なのに。
■今の選挙は民意を反映しないもので「選挙に行くな」とまでは言わないが、選挙に行かない理由をきちんと挙げて「選挙に行かない」というのも抗議の手段としてアリだと思う。なによりも「違憲状態の選挙に行くのはおかしい。」というのも正当な理由ではないか。
■衆院選の投票率が戦後最低の59%。マスコミは「なぜ選挙に行かなかったのか?」という調査もすべきでしょうね。「忙しい」「入れるところがない」「マスコミが先に情勢調査を発表したから」など、いろいろ問題が出てくると事は間違いない。
いや、もちろんぼくは選挙前は「投票に行こう!」と呼びかけてましたけど(笑)
しかし、低い投票率、「死票」が多い小選挙区制度、一票の格差、たった15%程度の得票で大量議席を獲得した自民党などの事を考えると、これは民主主義国家とは言えないのではないかと思うようになってきましたね。
なにより、今回の衆院選は「違憲状態」で行われたものですし。ここ重要。
公平に見せかけて、実は公平では全然ない「偽りの民主主義」の選挙制度の土俵に乗るくらいなら、選挙に行かないほうがマシではないかとも思えます。
「棄権を助長するようなマネはやめろ」と思う方がいるかもしれませんが、それくらい日本の選挙制度は腐ってるという意味でも、棄権も有効な手段であるように思えてきました。
ただ、なぜ「棄権するのか」という意思を明確にしておく必要があると思いますが。
これだけ投票率が低いと「選挙に行こう」と呼びかけるより、「棄権しよう」と呼びかけたほうが盛り上がるかもしれませんね。
運動としても棄権運動のほうが成功する確率が高いと思います。
実際、投票率が低いわけですから。
そこから本当に「民意を反映する選挙制度とは」「投票率を上げるにはどうすればいいか」という事をみんなに真剣に考えさせるという効果も望めるのではないかと思います。
■投票に行かない理由を明確にするのも必要だと思う。
Twitter / poponpgunyan: 「選挙に行っても何も変わらない」という意見は、「選挙 ...
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2012年1月5日(月)