この道を登ると茶畑。おきつもの名張の山里の谷間では、霧がたちこめてほどよく光がさしてきます。だから、ほら、
ふきのとう、里と比べてゆっくり春が訪れます。
そんな、山里の茶畑に仲間が集まりましたよ。
みなさんお元気、お話しがつきませんね、
それじゃ、茶畑へ行ってみよう！
自然栽培の茶畑。陽射しを浴びてツヤツヤの葉っぱは、ピカピカひかっています。
でも、山からネットをくぐって鹿がたくさんやってきて、なんでも食べちゃうそうです。
ふきのとうがちらほら顔をのぞかせていましたよ。
かごの目のカーブがきれいですね。茶摘みが楽しみ！
ふきのとうかわいいね。
きゅーんと、鳴く鹿の声が明け方に聞こえた。もうすぐ草が萌え、新しい命が産まれる季節。
灯篭の優しい光、大仏殿のシルエット。その向こうには生駒山。こうした季節を千回以上もこの大木の柱は、みてきたのかな。
春の始まりをワクワクする気持ちと気ぜわしい落ち着かない気持ちと、さみしい気持ちがないまぜになる。
明日の昼からは、しぜん・ふしぎ・ワンダーランドの活動にご協力いただいた方々へ、ご挨拶にうかがってから、最後のスタッフ会議が開催されます。しぜん・ふしぎ・ワンダーランドの10年余りの活動を閉じることになりました。スタッフそれぞれが、ワンダーランドで学んだ知識や経験をもとに、各地で自然のとびらを開く活動を続けていく、そうありたいと思っています。
