「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
よく耳にすることわざです。
数年前、毎日休みもとらず働いていた時期がありました。たまには、気分転換も必要と思い、8月の土日を利用して小樽、札幌に行くことにしました。特に予定も立てず、往復の飛行機とホテルだけ決めて土曜日早朝出発し、午前10時ごろには、小樽港にて海を眺めていました。快晴で暑い日でしたが、たいへん気持ちよかったです。
小生の後のほうから、小学校高学年か、中学1年生かわかりませんが、女の子二人の会話が聞こえてきました。最初は、気にもせず聞き流していましたが、だんだん耳から離れなくなり悪いと思いましたが聞いてしまいました。
地元小樽の子ではないようで、友人と二人で小樽観光に来たようでした。どうもどこをどう行ってよいか分からなかったようでした。
a「どうしようか?」
b「朝出る時、お母さんが言っていたんだけど、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言う昔からの言葉があるから分からなくなったら聞いてみなさいって言ってたよ。」
a「ふーン」
小生この日から、この会話とこの言葉が脳裏に焼きついて離れません。