今日からしばらく一人暮らし。
(ほんの1週間だけど)
まさかこんな日が来るなんて……。
去年の今頃は、愛媛の実家で居候生活。
タンスで仕切った6畳に親子3人。
私のスペースは、布団一枚敷くのがやっと。
手を伸ばしたら壁とタンスに
手が届く。
「来年の今頃は、沖縄で暮らすぞー!」
と願いつつ、腰痛と足の痺れがひどくて、
身動きが取れなかった。
頭で考えると、できない理由ばかり浮かんでくるから、
「どうやって」は、考えないようにしていた。
ただ、こうなる!だけは、イメージしていた。
1年経ってみたら、
不思議なことに願いは叶っていた。
宇宙の采配はすばらしい。
思いもよらない展開で導いてくれる。
3月に愛媛を離れて、
夏休みには帰省しようと思っていたら、
沖縄はコロナで移動できず断念。
毎日毎日、テレビ電話で
「はるくーん、会いたいよー」
と言うばあば(本当はひいばあちゃん)
10月に私だけが帰省した時も珍しく
「あんたが帰ると寂しいなあ」
なんて言っていた。
それを聞いた娘が、
「私が11月の終わりにはる君連れて帰るから。
ばあば、楽しみにしていてね。」
とつい言ってしまった。
きっと、本人も帰りたかったんだと思う。
大学が学祭(中止になったけど)でお休みの間に
愛媛のばあばに会いに行くつもりだった。
沖縄の田舎から、愛媛の田舎に移動。
帰省することを伝えたら、
「いってらっしゃい。楽しんでね。」
と言ってくれていた保育園。
それが、数日前、
「愛媛に感染者が出たから、
帰ってきたら2週間待機してほしい。」
と言われたと、落ち込んで帰ってきた。
保育園側の立場もわかる。
愛媛に帰ると「沖縄は感染者が多い」と
言われるだろうし、
お互い牽制し合う
何だか不思議な世の中だ。
バスを待っていた女の子に、
「どこに行くの?」
と軽い気持ちで聞いたら、
「田舎のおばあちゃんの具合が良くなくて、
迷ったけど、帰ることにしました。」
と言いにくそうに言っていた。
まるで、悪いことをしているかのように……。
そう、そんな気持ちになってしまう、
このご時世。
「それでいいと思うよ。
会える時に、会っておかないと後悔するよ。」
って言うと彼女はにっこり笑った。
私の祖母も
曽孫である娘を初めて見た翌日、亡くなった。
長崎から1歳になったばかりの
それも624gで生まれて、
半年入院していた病弱な子を
8時間かけて愛媛に連れて帰るのは
勇気がいった。
でも、その頃はもう話もできないと言われていた祖母が、
娘を見て、小さな手をさすりながら
「大きくなってよかった、よかった。」
と言って、喜んでくれた。
その一瞬の笑顔を見られただけで、
きてよかったと思った。
お互いが会いたいと思うなら、
会っておいた方がいい。
また今度なんて言っていたら
その日は永遠に来ないかもしれない。
「今、着いたよ。
一緒に公園に来ているよ。」
そう言って
娘から送られてきた母の笑顔を見たら、
行かせてよかったなあと
心から思った。
今できることを精一杯。
悔いのない毎日を送っていこう。
帰ってきたら、また子守の日々が始まる。
今は、しばし、優雅に過ごそう。
沈む夕日を見ながら、
こんな時間にゆっくりできるなんて、
それだけで贅沢……って思った。
いつもは鍋でご飯を炊いている時間。
テレビなし、
電子レンジなし、
トースターなし、
炊飯器なし(実は押し入れにある)
そんな暮らしも意外と、時間セレブ。
☘️11月26日(木)☘️ 〜マリマヤ便り〜
K 242 白い風・青い鷲・音8
難問に真剣に取り組む日。
共感者、共鳴者を増やして
信頼関係を結んでいこう。
いろんな視点から問題を見ることができれば、
問題解決の糸口が掴める。
K 241〜K244
苦しい時こそ、何が大切かはっきりわかるもの。
否定的な観念は捨てて、真の実力を養おう。
思いやりと感謝の気持ちを持って、
言葉を語るようにしよう。