KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

重厚感のある「天空の蜂」

2016年08月03日 | 本、雑誌、新聞
今夜22時は、待ちに待った「孤独のグルメスペシャル 真夏の東北・宮城出張編」
久しぶりの五郎さん、楽しみ~

さて、東野圭吾さんの「天空の蜂」読みました

前回の東野圭吾さん「禁断の魔術」と比べると、ビックリするほど厚みがあります

映画化は不可能だとされてたこの作品ですが、昨年江口洋介さんらを主演に映画化されましたね
見そびれたのが悔しい本を読んだ今、映画を観てみたいと思いました。

<ストーリー>
無人の巨大ヘリコプターが何者かに乗っ取られ、突然動き出したヘリコプターは、稼働中の原子力発電所の上空で静止した。
遠隔操作によるハイジャックを起こした犯人は「天空の蜂」と名乗り、日本中の原子炉を破壊する事を要求。
燃料切れのタイムリミットが迫る中、墜落阻止の為に動く関係者と政府の人達。
犯人は一体誰か?ヘリコプターを止めること、日本を救う事が出来るのか。。?

こんな重厚感のある作品は久しぶりだったけど、物語のスピード感に引き込まれあっという間に読んだ
この作品を20年前に考えたとは考えられないぐらい凄い作品で、本の帯にも書いてあるが「本書が書かれたのは20年前。いまから考えても遅くはない。」←この通り!
日本に住んでる人、原子炉を持ってる国の全ての人が読むべき作品だと思った。
読んでも答えは出ないかもしれないけど、知らない、分からないでは済ませられないなと感じました。

登場人物が多いので、少し読みにくい部分はありますが、鬼気迫る物語は面白くて、読んだ後ものすごく考えさせられる深い作品です。

日本中の人に読んでほしい作品です!
ぜひ分厚さに負けずに読んでみて下さい。そして考えて下さい。


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