2月23日(土)11:00~
新・映像の世紀
「百年の悲劇はここから始まった」
大反響を呼んだ「映像の世紀」から20年。その後も、世界のアーカイブスの整備と情報公開が進み、未公開映像が続々と発掘されている。
「新映像の世紀」では、新たな映像で100年の時を追体験していく。今回は、歴史を動かした主役、脇役たちの人間ドラマに焦点を当てていく。
放送開始90年を機に、歴史を追体験し、その教訓を未来に引き継いでいくための大型シリ-ズである。
加古隆クァルテット『パリは燃えているか
発明されたばかりのムービーカメラが初めて本格的に動員されたのが、第一次世界大戦である。
1914年6月、バルカン半島でおきたテロ事件をきっかけに、戦火は瞬く間に世界中に拡大、毒ガス、戦車、爆撃機などの新兵器が登場、30カ国を超える国家が巻き込まれ、
犠牲者は民間人をふくめ3800万人に及んだ。この戦争は、今も世界を覆う不幸の種子を世界にばらまいた。そこに関わった人々の人間ドラマを描いていく。
あのアインシュタインが天才と呼んだ、ドイツの科学者、フリッツ・ハーバー博士。画期的な肥料の研究でノーベル賞まで受賞した博士は、大戦中、人類史上初めての化学兵器・毒ガスを発明した。
ロシア革命を成し遂げ、世界で初めての共産主義国家を樹立したレーニンは、恐怖政治の創始者でもあった。砂漠の英雄・アラビアのロレンスは、新たなエネルギー・石油をねらったイギリスの情報将校としてアラブ社会に食い込み、
裏切った。今にいたる中東紛争のきっかけはロレンスだった。わたしたちの生きている世界自体が、第一次世界大戦の産物なのである。
ここ数年 古代史・近代史・現代史で新資料によって歴史を塗り替えてきています。
例えば 銅鐸の意味・蘇我氏の意義・明治維新の意味・世界大戦の本当の原因
など多くの歴史の真実が塗り替えてきてます。
現代は多くのプロパガンダが蔓延ってます。どれが正しいか間違いかは見定めることができにくい世の中に暮らしてます。
しかし絶えず視点を変えて疑ってみることが必要です。
13:00~
映画「夢千代日記」
映画「夢千代日記」 予告編