先日飛び込んで来たニュースに寬斎さんが亡くなったと、
私は寬斎さんの洋服は奇抜すぎてほぼ買うことがなかった、
ただ1枚だけ買って持っている、着る機会は余りないが、
以前旅行したときに着たことがありブログにUPしたことがある、
昨日の新聞のコラムの欄で寬斎さんのことが書かれていた、
寬斎さんは、夕暮れ時の風景が苦手だったそうだ、
一時暮らした児童施設の脱走を図ったが、訪ねた先の親戚に、
追い返されてしまう、その時、列車の中から見た夕暮れ時の寂しい色、
自分が綺麗で明るるく元気一杯の世界を作りだそうとするのは、
あの寂しい色から逃のがれるためかもしれないと、
誰も見たことがない、そんな服を作りたかったとも言われたそうです、
天性の才能を持っていらしゃったと思うけど、
多分努力も凄くされたのではないでしょうか?
そしてあの誰にも出来ない派手な色づかいには、
そういう意味があったのだと分かった、
私には、エネルギッシュでチャーミングな方だと思った、
たった1枚しか持っていない寬斎さんの洋服だけど、
たまには出して着てみようと思った。
デビットボーイの衣装を担当したり、電車のデザインをされたり多才だった、
そして日本を凄く意識して服作りをされていたことも分かる。
ご冥福をお祈りいたします。
画像はネットでお借りしました。