宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

短 信(24)

2014-04-05 05:55:55 | 祈り
 信仰生活に入ると、かえって、それ以前
よりも、不幸な出来事やいやなことが連続
しはじめた、目につくようになった、
これをどう考えればいいかという
御質問のようにおもいます。

 信仰というのは、たしかに楽なことでは
ありませんで、つねに裡をつとめてゆく、
そうして、人間は光なのだ、ということを
教えられる、あるいは、神様という方は、
いつも人間を愛していらっしゃるのだ
ということをきかされて、実際、自分でも
そう思うけれども、とにかくそう思えば
思う程苦しい時があるのであります。

 これは、人間の本来性、本心の光が、
消えてゆく姿となってあらわれて参ります
時に、業想念が光をあびようとして、
寄ってくる、その苦しみを、私どもが、
身に心に感じるのであります。

 けれども、とにかく守護霊、守護神、
そうして神様へのお任せのいのちで
ありますから、苦しい時に、その苦しさを
感じる自分が駄目だとか、あるいは、
こういう風に悪いことがつづくようでは、
まだ自分は本当の信仰に入っていない
のではないかなどと、一切おもうことは
ありません。

 神様というのは、絶対の愛である、
無限の愛であるということを、かたく
信じて、消えてゆく姿で世界平和の祈りを
実行していただきたいということとともに、
神様はただ、光ばかりをおあたえに
ならない、その人の魂をつよめ、また、
光をますますかがやかせるために、時には
辛いことを連続させることがあるという
ことを覚えていただきたいのであります。

 どうぞ、力まず、背のびをせず、
やさしく、明るく、たくましいいのちに、
あなたのいのちを育てていただくように
お祈りなすって下さい。私も、日々、
おぼえて、祈らせていただきます。            

 世界人類が平和でありますように 
              合 掌 
                昌 久