塩尻での仕事。通常は仕事の依頼側が宿を手配するのであるが、明日が諏訪の花火大会。出張が決まったのが、2週間前、宿が取れなかったらしい。私も困るので、いろいろ調べたが、松本市内のホテルまで全くとれない。諏訪の花火大会というのは、すごいイベントらしい。
しょうがないので、毎日インターネットで検索していたら「(菅野)すがの旅館」というのがキャンセル発生。すぐに確保した。依頼側は、相変わらずとれないというので、私の手配で完了。しかし、どういう訳か2食付きしか受け付けない模様。私はよいが、確認(依頼側)すればよいと言うので、落ち着く。
塩尻というが、今まで聞いたことのない宿。住所で探せば、ブドウ畑の真ん中。駅からもかなり遠い。当然タクシーを利用しなければならない。行ってみれば、住宅街の外れ、なにか不思議な位置にあった。外観からすると、完全に民宿。入ってみても同様だった。安心したのは、客への対応。非常に家庭的な応対だった。
2階の部屋に案内される。6畳和室。久しぶりの宿屋という感じである。インターネットで見る限りお風呂は岩風呂があるという。まずは、確認すれば4~5人は仕入れそう。まずまずである。途中で購入したビールで喉を潤し、落ち着く。周囲を多少散策するがブドウ畑だらけ。宿で落ち着くことにする。
当然、風呂に入りのんびりする。食事の時間が18時30分というので行ってみれば、一人客もダイニングテーブルに一人分用意されていた。一見見た時には、さみしいが、その後続々と料理が追加された。テーブルには、時間にあわせてだろうが、①マスの塩焼き②なすの揚げ煮③イカのぬたあえ④野沢菜漬け。
ビールは飲んでいたので、地酒の冷酒を頼む。800円とやや高かったが多少辛め、料理とは合う酒でした。こうなるとつまみとして料理を楽しみ始める。ややさめているものの、魚も良い具合に焼かれている。待っていると、⑤鶏の唐揚げ(デザート:メロンがのせられていた)⑥茶碗蒸しと運ばれてきた。
いろいろと追加の料理が出るのかもしれない。4品ではやはりさみしい物ですね。現在6品、なかなか豪華になってきた。茶碗蒸しは、非常に素朴な物。私には食べやすいものだった。唐揚げは、やはり唐揚げ。家庭的な料理を、家庭的なおばさん、子供さんであろうか高校生のような子達も働いていた(手伝っていた)。
やはりここはそば処、⑦冷めたい蕎麦が運ばれてきた。食べてみれは、やはり美味しい。優しい味付けになっていた。料理はどうやらこれで打ち止め。変に刺身などがでず、素朴で十分な料理、私には十分な物でした。
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