15日の小正月を過ぎ
正月気分からすっかり日常へ…
その間 ご来店のお客様に
振る舞い酒としてお出ししていたのがこちら
大七酒造さんが 今回
初めてお出しになった「おとそ」です
お持ちだった蒸留の機械を
何十年か振りに再稼働させ
焼酎を作られたのが2015年
それを3年寝かせたのち
米麹、もち米を加え「本直し」に
そこへ惜しげもなく
生酛造りの純米大吟醸雫酒をブレンドし
さらに生薬は
霊験あらたかな高野山から
譲り受けられたのだそうです
飲んでみると
なんとも濃密で なめらかで 香り豊か
ほんの一口二口でも
たいへん存在感のある美酒でした
来年もまたご用意出来たら
と思っております
昔 実家で
うやうやしく盃を差し出して
父にお屠蘇を注いでもらったな…と
懐かしく思い起こしました
あの時の塗りの酒器
どこへ仕舞い込んだかしら…