on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Sugi / NB-4(セットネック仕様/aguilar OBP-3改)

2015年03月15日 10時32分24秒 | BASS Collection
Sugiは何本か試奏した事のあるのと前に持っていた5弦で、
いいベースだけど、僕にはしっくり来ないかな…と、懲りたはず…だったのですが、

ここ最近仕事でストレス溜まりまくっておりまして、、、
キイ~~~~!(-_-#)!
ってなってる時ついつい見てしまった出島に、
珍しいNightBreezeを発見…(´Д` )

何が珍しいかと言うと、ボルトオンがデフォのNightBreezeなのに、
この個体はセットネック、…(´Д` )
しかもSugiの工房でaguilarのOBP-3を追加しアクティブ化されている個体……(´Д` )
トップはエキゾチックメイプルでムラムラ……(´Д` )
ネックにはタイムレスティンバーメイプル……(´Д` )
さらには指板材に極上ココボロ材……(´Д` )

しかも中古なので安い………(´Д` )

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………気付けばスマホにクレジットカード番号打ち込んでました。(^^;;


そんなこんなで届いたのがこちら。


状態も良くて使い込まれた跡も無い。
綺麗過ぎる中古ベースは、往々にして音がイマイチな場合が多いのですが、、、

この個体は…… 大当りじゃん!((((;゜Д゜)))))))!

ケースから出した瞬間からもうオーラ放ってて、
ネックはスッと手に馴染んで、ボディバランスも良い。
構えた瞬間にもう良いと分かる。
指で弾いても、スラップしてみても弾きやすく、
音にはハリがあって奥行きがあり深みもある。
今まで手にしたSugiの中で間違いなく一番の個体…
いや、僕が弾いてきたベースの中でもベスト10
に入ると思います。o(ʘ`ωʘ´)o。

最大の特徴はこちら、
ホンジュラスマホガニーバックも素晴らしいのですが、
ご覧の様にセットネック。
付け根はちょっと角のある仕上げ。





コントロール周りはノブが増設され賑やかな様子。
ボリューム、バランサー、トーンに追加し、
スタックノブはハイとベース、一番ボディエンド側にあるのがミッド、ミニスイッチはアクティブのオンオフとミッドの周波数切り替えです。
EQはどれもブースト、カットに対応しておりとても良く効く。



中を覗くと、かなりザクリを広げてる筈ですが、
元からそうであったかの様な綺麗な仕上がり。


角にaguilar OBP-3のプリアンプ回路。


トーンポッドにはVitamin-Qが貼り付いてます。


Sugiのオリジナル仕様としてもアクティブ仕様は存在し、
中身もaguilarのOBP-3だったかと思いますが、
表のノブの並びはこちらのイケベ のサイトにある様に普通にミニサイズのノブが3つ並んでます。

↑イケベ サイトから拝借。


ピックアップはSugiオリジナルのウッドカバー付きシングル。
傷も無く綺麗な状態です。



ブリッジはゴトー製


トップ材のエキゾチックメイプル…見る角度によりますが、
かなりムラムラしてますね~ 癶(癶✺౪✺ )癶 ハッハッ



ヘッドもボディトップと同じエキゾチックメイプル。



指板はエボニーに見えますがココボロ材。



ちなみにこんな仕様書も入ってました。


Body:Exotic Maple Top/Honduras Mahogany Back
Neck:Timeless Timber Maple/Mahogany/Maple(Setneck)
Fingerboard:Cocobolo
Fret:24
Scale:34"
Pickups:Sugi Original(Powered)×2
Preamp:Aguilar OBP-3
Control:Master Vol,Balancer,Bass/Treble,Mid,Tone,2SW(Active/Passive切替,Mid Frequency)
Tuning Machines:GOTOH GB707
Bridge:GOTOH 304S/BO-4
Color:BR(Brown)


思いがけずやっちゃった感じ…ではありますが、
コレは素晴らしいベースです。
仕舞ってお宝…にしてしまわずに、
ドンドン持ち出して使って行きたいと思います。(^-^)/




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CORT / B5 林氏(改)FRETLESS

2015年03月08日 17時07分53秒 | BASS Collection
お買い上げありがとうございました~( ´ ▽ ` )ノ
--
昨年末のスクワイヤ6弦フレットレスに続き、
今度はCORTの5弦フレットレスを香川のリペアマン林氏からお預かりして来ました。
これはCORTのB5と言うモデルかベース。
元のベースの基本性能が良かったらしく、
フレットレス化とパッシブ化のみの改改造となっています。




林さんからの紹介文をご覧ください。



解説文の順にヘッドです。



ボディ、電装系



コントロールは2ボリューム、1トーン。
余った穴はスポンジで目立たなくなっています。


ブリッジは狭めですが弦間調整可能なタイプ。


指板、ネックの様子




もちろん僕も弾いてみたのですが、
素直に良いと思えるベースで、
弾きやすいし、音の伸びも良い。
Bartlini mk-1てピックアップ初めて見たけど、
なかなかいい音してます。

個人的にCORTってなんか安っぽいイメージて、
これ迄あまり興味も無かったのですが、
これを弾いてみてビックリ。
材の特性からフレッテッドよりフレットレスにした方が合ってる様に思いました。

今回もお値段は49,800円!
ウチまで来れる方は試奏可能です。
ご興味ある方はコメント欄からご連絡ください。

パッシブ化の際に外したアクティブ回路も付いています。






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Bacchus / Twenty Four LTD 2006 & 2014

2015年02月23日 21時44分24秒 | BASS Collection
恒例の並べてみましたシリーズ。
どちらもムラムラですな。(目ω目)

パッと見は同じカタチですが、
ブリッジを始めピックガードの有無、EQノブなど、細かな仕様は色々変わってる様です。

シリアルの書体は06のはちょっとダサい…(^^;;
見切れちゃってますが、ペグも変わってます。

どちらもお気に入りの戦力です。


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Bacchus / 2014 TWENTY FOUR DX-LTD 4st

2015年02月22日 10時15分45秒 | BASS Collection
毎年20~30本限定で販売されるBacchusのLimitedシリーズ。
ここ数年ピンと来るモデルが無かったのですが、
昨年発表された2014年モデルは僕の好きなTWENTY FOURモデルをベースとしたLimited。
キルトタモ材なんていうベースのトップ材としては珍しい材を使っており、
見た目にその杢がキモいくらいにエモい…(´Д` )


前から持っている2006年のLimitedモデルは5弦でセパレートブリッジだったので、
この4弦は、比較するのにも面白いと面白い逝ってみました。

これまで入手して来たBacchusは手に入れて直ぐは、
なんかしっくり来ない事が多かったのですが、
コレは良かった。
届いて直ぐ音出ししてみて、いきなり良く鳴ってる!(;゜0゜)
手にした瞬間から本当にストレス無くて、
ちょうどボーカルスクールの発表会様の曲憶えなきゃいけないタイミングだったので、
試しにコレで弾いてたら弾きやすいわ、汎用性はあるわで、
なんかコレ一本あれば行けそうな感じ。

Bacchusのサイトでも紹介されている22/30の個体です。
なんかウチのベースって茶色いのばっかりだから、本当は青いのが欲しかったのですが、
中古美品で限定品が入手出来たのだから良しとしましょう。(´-`).。oO


ピックアップカバーもムラムラ。(^^)


コントロールはボリューム、ピックアップバランサー、に3バンドEQ、ミニスイッチはコイルタップとプリアンプON、OFFスイッチ。

フロントハムでプレベっぽい音、リアハムでスティングレーっぽい音、フロント+リアのシングルでジャズベっぽい音、かなりの音色バリエーションです。
個人的にはトーンがあるともっと良いのですが、それはEQでやれって事ですね。

ブリッジは金黒ツートン


指板はエボニー24フレ


ヘッド


裏には22/30の刻印と、
飛鳥ファクトリーの印。


バック


ジョイント部は斜めにカットされています。






昨夜、ボーカルスクールの発表会でも活躍してくれました。



全体的に優等生な印象で、
個性は…?となるとそんなに…ですが、
セッション的な汎用性を求められる場では活躍してくれそうです。(^^)


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Ibanez AFR という美しいベース

2015年02月10日 20時53分43秒 | BASS Collection
正月のプチベース会の後、
楽器部屋の整理ついでにこんな写真を撮ってみました。

スイスのRolfSpulerデザインによるibanezの意欲作。
どこまでも流麗でエレガント。非常に美しいベースてす。



繊細で線の細いフォルムは手に持ってみても軽く羽根の様な印象。

ボディに彫り込まれたS字ラインに、
真一文字に搭載されたシングルピックアップとのバランスも美しい。



このデザインは後に樹脂製ボディのEDAシリーズに受け継がれます。
これも良く出来たベースだと思いますが似て非なるもの。
手工による精緻な美しさには及びませんね。

左から、最初に手に入れた4弦フレッテッドのA304メイプルボディ
2本目が一番よく使ってる4弦フレットレスのA104サマンボディ
右側のが5弦フレッテッドのA105サマンボディとなります。





そう言えば3本並びをアップして無かったので、
アップしてみました。(^.^)


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FLYTE BASS と UNICORN BASS

2015年02月08日 12時36分43秒 | BASS Collection
先日のFLYTE BASSとリバーヘッドのユニコーンベースを並べてみました。
デザインの元ネタは明らか…と思いますが、
ボディサイズはかなり差がありますね。 (-⊡ω⊡)


ギターも入れて…


でも、FLYTEじゃなくUNICORNでもなく、イカだよな~(´Д` )

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Burns / FLYTE BASS '70年代

2015年02月01日 23時36分53秒 | BASS Collection
イギリスはバーンズ社製のフライトベース。
(通称イカベース)
ギターは割と有名で70年代マークボランとかが使ってたようですがベースはなかなか見ない。レアです。



ずいぶん前に紹介したリバーヘッドの
ユニコーンベース URB-1090
ユニコーンギター RUG-2090
元ネタとなったオリジナルデザインです。

元々シルバーだったはずがトップのクリアーがかなり褪色しグリーンぽくなってしまっています。


ピックアップのデザインが良くて、
五角形のカタチにメタルカバー 赤文字でHUMBUSTERの彫り込み…カッコええです。(#^.^#)


音の方は正直言ってパワー不足と言うかイマイチなんですが、そんな事はどうでもいい。
カッコイイからオッケーなのです。*\(^o^)/*

コントロールはボリューム、トーンにピックアップセレクターとシンプル。

入手時セレクターを併用のセンターにすると音がカリカリになっちゃうと言う謎の症状があったんですが、
いつものHさんとこで見てもらったところフロントピックアップの位相が逆に配線されてるんじゃないか?
って事で簡易的にコントロールパネル側で配線を逆にしてもらったら直りました。(^^;;

今までたまにそんなベースに出会うことがあったのですが、
電装系に詳しくないと分からん事ってありますよね~(´Д` )

ブリッジのメッキも美しい…(^.^)
駒の構造が変わっててUの字に曲げられた金属板の中に、
マイナス頭のネジが2個仕込まれており、穴からそのネジを回して駒を上下させる仕組み。


テールピース?にはDynamic Tensionの文字。

ボディのウインク部分のマークは鳥…(´Д` )
名前もFLYTEだから鳥が飛んでる所がデザインイメージなんだろうけど、
イカベース、イカギターって言われた方がしっくり来るな~(^^;; 生臭そうだけど。


ベッドはトンガってます。TUNEに似てる…と思う人もいるでしょうが、
もちろんこちらの方が先輩です。( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) Շ"ਭ꒭ね~”



ネックは細身で握りやすいです。
画像だと分かりにくいですが、バインディングがアルミなんです…(^^;;



なんでそんな事しちゃったか…って感じですが、
70年代当時の最先端…近未来的な感じを出したかったんでしょうね。

バックはつるつる


ネックプレートにBurnsロゴとストラップピン。


正直言って音的に使うにはもう一つ…て感じなのですが、
このデザインを楽器にしよう!って言う発想が素晴らしい!☼Д☼)
僕的にはオッケーです。



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HAYMAN / 4040 BASS

2015年01月25日 19時13分39秒 | BASS Collection
手放しました~♪

--
前からちょろちょろ画像だけ出してますが、
何とかそれなりにメンテナンス出来たのでまとめてアップします。
イギリスはHAYMAN製71年発売のベース4040です。


ボディのフォルムはちょっとWalに近い印象ですが、
乗っかってるパーツはもう何にも似ていないと言うか独特です。

まず目に付くのが分厚いアクリルのピックガード。

グレーの半透明でピックアップが固定されてる金属板が透けて見えています。

4箇所あるマイナスネジで金属板ごとピックアップの高さを調整する仕組み。


2つあるピックアップはどちらもPタイプで、


マイナスのネジ頭が剥き出しです。

コントロールはシンプル。
3ボジションセレクターにボリューム、トーン。


コントロール類が乗っかってる金属プレートにロコと品番。

このパネルもデザイン上のポイントですね。

そしてココ…(ー ー;)
弦を通し固定するブリッジの一部なんですが、
何と透明のアクリル製です。

金属板の上に固定されてますが、
何でまたこんなところ樹脂にしちゃうかなΣ(-∀-;)

駒の部分も妙に凝ってます。

駒の部分がヒンジ状になっていて、六角レンチで駒の高さを調整出来るようになってます。


裏っ返すとこんな感じ。


サビの固着が酷くてなかなか動かなくなってたのでサンポール攻撃したら、
黒く塗ってあったみたいでシルバーになっちゃいました…(^^;;



ヘッドも…何だこりゃ?(^^;;
どデカいストリングスガイドが付いてます。




ネックはやや太めでメイプル指板。
黒のバインディングが施されてます。


裏っ返すとこんな感じ。
何と単板ですね… (-⊡ω⊡)


で、変わってるのがココ。

ネックプレートはさて置き、
その下の細長いプレートを外すと…

見えますかね?
奥の方にトラスロッドが見えてます…(^^;;
簡単に調整出来る様に…と思いきや、
こんな隙間から棒突っ込んでチマチマ回そうとしたって回るもんじゃありません。
下手にここからやるより一回ネック外した方がやり易いです。


で、ついでに…
入手時ネックがそんな反ってる訳でも無いのに弦高がやたら高くて、
どうにも調整出来ないレベルだったので使い古しのカッターの刃でカマしを入れました。


駒の調整に合うレンチが無くて買いに行ったり、
何とかそれなりに音出し出来る状態にだいぶ時間がかかりましたが。
弾いてみるとぶっとい音でなかなか良い。
重いんで持ち出して使うことはないでしょうが面白いベースです。

あとよく分からないのが、
リアピックアップ横のこのパーツ…

反対側にも穴だけ残っているのですが、
何の為の物なのか分かりません…(ー ー;)

それとストラップピンのところ…

テールピース付けれそうなプレートが挟まってるのですが、
コレも何の為の物なのか不明…(ー ー;)

何でこんなパーツ付いてるのか知ってる人が居たらコメントお願いいたします。m(_ _)m

資料本にも載ってるのですが、
本の個体にはヘッドに穴空いてますね… (-⊡ω⊡)

細かな仕様違いが存在する様です。

なかなか日本じゃお目にかかれないベースです。
ま。飾っておくとしましょう。(^^;;


追記:
ネットでこんな画像をみつけました。((((;゜Д゜)))))))!
なんと!ピックガード同様半透明のアクリルのピックアップフェンス、ブリッジカバーがあったようてす!

用途不明だったパーツもこれで分かりました。この状態で欲しいな~(^^;;






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Dingwall / Afterburner II 5 BW

2015年01月24日 15時01分05秒 | BASS Collection
もう入手してだいぶ経ちますが紹介します。
人生2度目のファンドフレット(むか~し昔 NOVAXの黄色いのを持ってたことがある…(^^;;)
DingwallのセミアコモデルAfterburner IIです。


最近ベースマガジンに特集されるなど、
ユーザーも増えて来ている様で、香川ベーシストの会でもtackさんがsuper J、Z3を持ち込むなど人気が高まってます。

変わったベースが好きな私としても一本試してみたいと思ってたところ、
この出物に出会ってしまった次第…。
程度はもの凄く良いですが中古て入手です。( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) Շ"ਭ꒭ね~”

ハイエンドでベッキバキな印象が強かったDingwallなのですがこのモデルはセミアコ構造。
スラップもいいけど指弾きでニュアンスのあるファンドフレットだったら良いな~と思い逝ってみた次第。

Fホールも非常に面白いカタチをしています。

この特殊な斜めフレットに違和感を覚える人も多いかと思いますが、
実際弾いてみると意外な程普通に弾けます。

グランドピアノの中身同様 弦によってスケールか変化し、
1G弦で34inch、5B弦が37inchとなってます。
ネックの材はウェンジです。

12フレにはDingwallのロゴマーク。


2個のピックアップは微妙に取り付け角度が異なり拘りを感じます。


コントロールはDingwall独特の構成で、
頭に入れておかないと混乱します…Σ(-∀-;)
一個離れてるのがマスターボリュームでPULLでパッシブになります。

3つ並んでのは上がピックアップセレクター、
真ん中がLowブースト/カット
最後のがHighのブーストです。

初めて弾く時は皆さんコントロールをフルフラットにすると思うのですが、
知らずに弄ってるとHighのブーストにもセンタークリックがあり、
ココが0かと思ってると既にブースト状態と言う…(´Д` )
最初デフォルトの音を間違って認識してしまい、えらいカリッカリした音なんだな…(´Д` )
と思ってしまいました。

個人的な好みのセッティングはパッシブで、ピックアップセレクターをPosition3のシリーズ。
ローミッドが良く出て指弾きしてて気持ち良い感じです。
気持ちいいポイントを見つけてしまうと、あとは場合に応じてアクティブて補正して行く感じですね。

ブリッジももちろん斜め。

面白いのが駒の部分。2本のネジ頭で弦を受ける構造、不安定な気もしますが…(^^;;


ヘッドは非常にコンパクト。
ナットが斜めになってるのが見た目に不思議です。

LowB弦にはヒップショットチューナー…


TOPはフレイムフビンガ、BACKがウォルナット。
間に挟まれたフレイムメイプルの縞模様が綺麗なアクセントになってます。




調整部分によって色分けされた、異なるサイズの異なるカタチをしたレンチが付属しています。


まだまだ全体的に木が若い印象でもう少し弾き込んでやらないと…って感じですが音の安定感は抜群。
これからライブとかでも使って行きたいと思います。(・ω・)ノ




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Goya / Panther-II Bass 60年代

2015年01月11日 12時30分08秒 | BASS Collection
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
しばらくブログの放置状態が続いていましたが、
先日、ご紹介したいベースがメンテより戻って来ましたのでアップします。

さて、ご紹介するのはこのベース。
60年代のイタリア製、Goyaのパンサーベースです。


たぶん日本への正規輸入は無かったと思うので、
見た事無い人がほとんどだと思いますが、
Goyaと言えばビザールギター好きには堪らんメーカーで、
デザインの特異性とジャラジャラしたスイッチ類は垂涎物であります。

このパンサーベースはその中でも比較的まともな部類にはいると思いますが、
その昔、エイブラハム・ラボリエルが使っていた事でも有名ですね。

YouTubeにも動画があり確認出来ます。
ピックアップはPJに変更されている様ですが、
テンション緩めの弾む様な音色はまんまです。

かなり長い間放置されていた様で、
入手時は金属パーツはさびさび...音は出ていたもののガリの出まくりでかなり悪い状態でした。

それでも、日本で入手出来る事はかなり稀なので何とか直してみようと思い、
取り急ぎは自分で出来る事を。。。

FacebookでドラムのI氏が金属バーツの錆はトイレ掃除用のサンポールにで....
なんて裏技を紹介していたので試してみました。

結果はご覧の通り。
者の15分程でピッカピカに。(゜∇゜)

でもこの裏技...実戦の際は気を付けた方が良さそうです。
ホントみるみる綺麗になるのでおそらく1日とか放置しちゃうと、
薄いパーツとかは溶けて穴あいちゃいそう...Σ(-∀-;)
それと、金属そのものを丸裸にしちゃってるので、
後でコート剤を吹いてやらないと錆びやすくなってるかもです。
気にせずそのままにしてますが。。。

ピックアップは金属カバーのシングルが2つ。
これも錆が目立ってましたが、ピックアップごとサンポール浸けにする訳にはいかないので、
クッキングペーパーに染ませて拭いてみました。


マイクロフォニックでなかなか良いピックアップです。
リアピックアップの左右に穴が残ってますが、
元々はピックアップフェンスが付いていた様です。

そしてこのベース最大の特徴のピックアップセレクトスイッチとトーンスイッチ。
四角いプラスイッチの頭は透明なアクリル製でその中に銀紙のよな物が仕込まれているのですが、
そのメッキが腐食しちゃってます。
押し込む事でフロントのみ、リアのみ、併用、全OFFとなるのですが、
OFFスイッチの位置が手の当たりやすい位置にあってこれは如何なものか...って感じです。

トーンは3種類。HI/MED/LOとなっています。
これはEQ的なブーストを行なう物ではなく、
トーンツマミの10/5/0を瞬時に呼び出す仕組みです。

これも中がメケメケ状態。。。Σ(-∀-;)

ピックガードを外すと中は非常にアナログ...っていうか機械的になってるのが分かります。
各スイッチを押し込む事で内部のスライド板が動き切り替えを行なっています。



裏にこんな板が隠れていて突起が各スイッチに対応し動く仕組みです。


このスイッチ部以外はシンプル
そのあとはボリュームポッドに直行です。


この整備の後、欠品していたボリュームノブを有り合わせの物で付けようとして、
押し込もうとしたらポッド自体を破壊ちゃって....Σ(-∀-;)
で、仕方なくH氏のところへ持ち込んだ次第です。



ブリッジはこんな感じ。
駒の部分のカバーは取り外しできます。



フロントピックアップの横には木製フィンガーレスト。
ローズウッド...かな? (-⊡ω⊡)


ピックガードにGoyaのロゴプリント。


ローズ指板に大きめのポジションマーク。


ヘッドは変な形してます。。。おかげで1弦が2弦のポストに当たっちゃうと言う。。。Σ(-∀-;)

裏にはでっかいカバーが...こんな状態だったのを


ピッカピカ


ボディバックはこんな感じ。
透けて見える杢目を見ると単板で作られた様です。

プレートにはシリアルとMADE IN ITALYの刻印


珍しさ優先で入手してみたベースですが、
意外に使える感じに仕上がりました。


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Guyatone? / Sharp5 5弦model プロト???

2014年12月13日 14時29分22秒 | BASS Collection
つい先日出島で見つけゲットしたこのベース。
50代以上かビザールギター好きなら分かるグヤトーンのシャープ5モデルEB-9。
でもね、僕が知る限りでは5弦モデルは存在しないはずなんですよ。



販売していたショップもメーカー不明としていましたが、
使われてるパーツをみると、ピックアップにバルトリーニ。



ブリッジにシャーラー


ペグがspergel



と、これらのパーツ代だけでもそれなりのお値段になりそうな仕様。

メーカー不明…となってましたが、
使われてるパーツや複雑なボディの仕上げから
当たりの確率は高いと見て逝ってみました。

で、手にしてみて、
予想通りの大当たり!*\(^o^)/*


非常にしっかりした作りで仕上げも丁寧。
厚めのクリア塗装の下にあるブルーメタリックのラメ感もSharp5モデルそのもの。

ピックガードの縞模様はどうやって作ってるのか…

光り具合がとても綺麗です。

指板は縞模様がくっきりと出たローズウッド。


星型のポジションマークは丸くくり抜いた中に
埋め込まれてますね。

音もモチロン良くて、
歯切れの良いアクティブサウンド。
EQの効きも良くかなりのサウンドバリエーションが得られます。

コントロールはボリュームに3band EQです。


開けてみるとNTMBプリアンプを内蔵していました。



ずっと1998年に再発されたモデルを親父バンドで使ってまして、
一時期60年代当時のオリジナルモデルも所有していましたが、見た目に似合わず使えるベースで、
これの5弦があったら…と思ってましたが、
まさかホントにあったとは…

ちなみに再発EB-9発売当時、player誌に載った記事がネットにあったので貼っときます。

売価20万円。気合い入って作られた事が分かります。

並べてみると…ピックガードのカタチがかなり違いますね。
ブリッジ位置も下がってます。


5弦の方が太って見えますが、重ねてみるとアウトラインは同じ… (-⊡ω⊡)


裏。そう4弦はパッシブなんです。



この再発モデルの情報はネットで探ってもほとんど無く、
今回あらためて調べてみたらこんなのが出て来ました
http://www.d-plus.me/otolife/electric_bass/7533/

sold outしてましたが…一枚画像を拝借。

分かりますでしょうか?
ピックガードのカタチが今回の5弦と同じで、
ブリッジがシャーラー製になっています。
しかもボルトオンではなくスルー、もしくはセットネット仕様。
実際に発売されたものとかなり違っています。

これはあくまでも僕の勝手な想像ですが、
再生産にあたり何本かのプロトタイプが製作され、
ずっとグヤトーン社内に眠っていた。
それが倒産したのをきっかけに中古市場に流出…? ((((;゜Д゜)))))))
分からないですけどね。

YAMAHAのブルージーンモデルには限定ではありましたが、
今風にアレンジされた5弦モデルが有ったんです。
それに負けじとグヤトーンが5モデルのプロトタイプを作っていてもおかしくないんじゃないかと…。

そもそもマイナーな存在のSharp5モデルのベースを、しかも5弦でオーダーして作ろうって人が居るとは思えないし、
ここまでのクォリティのモノを個人のクラフトマンが作ったとも考え難いと思うのですが、
皆さんいかがでしょうか?

もし、このベースに関して情報お持ちの方がいらっしゃいましたらご連絡をお願いします。





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AKAI / project 1997 BASS

2014年12月06日 21時08分42秒 | BASS Collection
手放しました~
__

パッと見には何とも普通な印象のベースですが、
とても珍しい、今はなきAKAI製のベースです。
AKAIがベースを作っていたとは知らない人も多いかと思いますが、
あったんですね~(^^)



少し前に紹介したVestaxのBV-4と同様、
これも、このブログで何度となく紹介している「僕が作ったギターの名器」の著者 椎野氏が作ったベースで、

当時サンプラーやウィンドウシンセで調子の良かったAKAIが、
ギター、ベースも販売したい…と椎野氏に依頼したのだそう。
本の中でも1997シリーズに対する記述があります。

世紀末のハイエンドギター…と言うくらい力を入れて開発された様なのですが、
売れ行きの方は思うように行かなかったみたいですね。
程なく姿を消し、存在すら知らなかった人も多いかと思います。

僕が興味を引かれたのはAKAI製…という希少性もさる事ながら、
各パーツが全てオリジナル設計である事。

特に興味深いのがピックアップ。
パッと見にはハムに見えますが、近くで見ると半透明のカバーの中にシングルコイルピックアップが斜めにセットされてるのが見て取れます。


本に書かれている内容によるとミリ単位でピックアップ位置を検討された様なので、
意味のあることだと思いますが、何故斜め?何故ハムサイズのカバーを…?(^^;;
なかなか不思議な仕様であります。

ブリッジもオリジナル仕様。
テールピースとブリッジ部分のセパレート式で、
どちらもボディに少し埋め込まれるカタチで取り付けられています。


曲げただけ…にも見えますが、
かなり分厚いですし、こだわってこのカタチになったと思われます。

コントロールはボリューム、バランサー、
ローとハイのEQ、そのON/OFFミニスイッチです。


このノブも他で見た事のないアルミの削り出し

こういう目立たないけどパーツへのこだわり。
好きですね~(^.^)

ヘッドは2/3のレイアウト


アルミのロッドカバーに「nineteen ninetyseven」の彫り込み





指板はローズウッドだと思われますがかなり黒いです。


ヘッドやトラスカバーと似たような流線形のポジションマーク

なんでこの形なのかは謎です。(^^;;

ボディカラーはピアノブラックに見えてしまうんですが、

二枚目の画像とか見てもらうと分かるように、
明るいところでよーく見ると濃いパープルなんですね~(^^;;
微妙過ぎてデジカメ画像じゃ分かんないんですが、無理矢理露出を上げると見えて来ます。


バックはこんな感じ。


4点留め


中身は18V仕様のアクティブ。



肝心の音の方ですが、
派手さは無いけどもの凄くチャンとしてると言うかマットーな音。
Vestax BV-4の時に感じた様な衝撃は無いんですが、
何気にストレスなくずっと弾いてられる音です。
真面目に作ったって感じかします。

実はこの1997のギターを長い付き合いのギタリストむねやんが持ってたんですが、
もう手放してしまったらしく残念無念…(^^;;
不人気で殆んど出回って無いベースですが、
隠れた名器だと思います。(^^)


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Aria Pro II / RSB LIMITED MODEL?

2014年11月29日 16時53分29秒 | BASS Collection
アリプロはなぜか苦手…(´Д` )
楽器を始めた頃のラインナップがなんか安っぽくてピンと来なかったのと、
昔ジョンテイラーに憧れてSB-1000を入手したもののブリッジ側の弦間の狭さに、
コレは無いな…と思ったっきりだったのですが、
このRSBの豪華インレイ仕様があまりに安価に出ていたので、
悪い話じゃ無かろうと行ってみた次第です。


トップ材はゼブラウッドでしょうか派手な木目が出ています。

インレイ以外はRSB-1000と同じ仕様だと思いますが、
入手してから色々調べてみると同じ仕様の個体が無く、
ネット上で確認出来る他の個体はこちらのアリプロマニアの方が持ってる個体だけ。
でも、この方のは楽器フェア出品の一点モノらしく、
ピックアップから回路もバルトリーニとなっており更に特別な仕様になってます。

この派手なインレイ入りのRSBかどういった経緯て作られた物なのか、
ご存知の方がいらっしゃいましたらコメントくださいませ。m(_ _)m

アリプロオリジナルのハムピックアップ。

コシのあるなかなか良い音がします。

コントロールはボリューム、トーン、
それに6ポジションのアタックセレクターが良いですね。
多分ローパスフィルター的なものだと思うのですが、
6つの音色が選択できます。

プックリした弾けるような音が好みです。
ミニスイッチはそのセレクターのON/OFF。
18Vで駆動しています。

ちょっと面白いなと思ったのがアウトプットジャック

ボディ材を一段掘り込んであるのですが、ジャックが少し斜めになっています。
これは…なぜ?(^^;;

ブリッジはオリジナルのブラス製で年代なりに劣化しています。

このブリッジの弦間が狭い狭い…(´Д` )
13~4mmくらい。
この狭さがダメでアリア嫌いになった様なもんなんですが、
あらためて弾いてみて…やっぱり狭い。(^^;;
でもコマに溝入って無いので少し広めの間隔で溝切る事は出来そう。

でもね~ ホント音は悪く無いんですよ。
このブリッジさえ何とかすれば…(´Д` )

で、インレイですが、
ヘッドにも花柄があしらわれています。

MC30THと違い79年当時はコンピュータに削らせる…みたいな事は出来なかったから、
全て手作業。その分ちょっと粗い部分はありますね。

で、もの凄く分かりにくいですが、
菱形のポジションマークも入ってます。
サイドにあれば分かるから指板には要らない気がしますが…(´Д` )

大柄な感はありますが、ここ迄のインレイを手作業で入れるのはかなりの手間でしょうね…(o_o)

ただこのネックかなり太くてちょっと慣れが必要です。(^^;;

ヘッド裏


ボディ裏

パレルが二分割されてるのはバッテリー交換し易くするため…



豪華インレイ繋がりでMC30THと並べてみたかった…と言う気持ちが無かった訳ではありませんが、
これは買って良かった。良いベースです。




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Ibanez / MC900

2014年11月24日 17時48分56秒 | BASS Collection
もう将来はMCミュージアム作ろうかと思ってますspan21です。
はい、また来ました ibanezのMCベース。
コレはMC924になる前のMCベース、最初期のMC。MC900ずいぶん前に紹介したMC800と同時期のベースです。



ずいぶん前に2度…(^^;; 持っていた事があるのですが、
一つは塗装が剥がされロゴも無いと言う超ジャンク状態の個体、しかもその時はMC900という品番が存在する事も知らず、
924のバリエーションの一つかプロトタイプかな~と思ってました。
もう一つは、塗装がボロボロでキズだらけの超ジャンク状態で、両方とも手に負えず程なく手放してしまってました。

が、今回入手したのはとても状態が良く、
この状態の900はコレを逃したらもう手に入らんじゃないかと思い逝きました。


ピックアップはお馴染み僕の大好きなスーパー4


コントロール周りはノブの欠けや劣化も無く綺麗な状態。

右上から左下にかけて
ボリューム、アクティブゲイン、ピックアップセレクター、EQのON/OFF
下段が3バンドEQになっていますが、
このアクティブゲインは要らんな~(´Д` )
代わりにトーン付けて欲しい…。

それと、アウトプットジャックも一緒に並んでますが、
924なってからはサイドに移りますので、この仕様も900ならでは。


ブリッジはメッキが剥げてメキメキになってるのが多いのにコレはピカピカ。


ネックもほぼ真っ直ぐ指板は真っ黒なエボニーです。



ヘッドもとても綺麗な状態。



1弦ペグの取り付けが一個だけちょっと傾いてるのはご愛嬌…(^^;;


ボディバックは小キズはあるのですがあまり目立ちません。


バックパネルの形は924と違っていて斜めになってます。


MC好きな人は見ていて若干違和感感じたと思うのですが、
ボディフォルムが少し違っています。
初期924と並べるとよく分かります。

大きな違いはフレットが22フレまでしかなくカッタウェイが浅い。
またその分ピックアップが間伸びして取り付けられている事。
全体的に間伸びしてると言うか鼻の下伸ばした顔みたいです…( ⌒⃘ཽ⃜ ◞ළ̆◟ ⌒⃘ཽ⃜ ) Շ"ਭ꒭ね~”

画像で見ると900が細く見えますが実際のサイズは逆に少し幅広です。
GrecoのGOBシリーズの方がひょっとしたら近いかも知れませんね…(^^;;

ヘッドの大きさは同じですが、ペグの経が小さく、ロゴ、トラスカバーも小さいので、こちらも間伸びしてる…(^^;;

ナットの違いも見逃せません。
924はブラスと牛骨のハイブリッドなのが、
900はブラスのみで作られてる。

バックを比べるとコントロールキャビの違いの他にも、
スルーネックのボディ際のカーブの付け方が違ってるのが分かります。


ネックの幅は同じ様ですが900の方が厚みがあります。

肝心の音の方… ブリッ!としたスーパー4ならではのアタックの効いた音は共通ですが、
924はリアだけでもコリコリした使える面白い音が出るのですが、
この900は残念ながらで使えない感じです。
フロントやミックスの音は924をもう一回り図太くした印象で、原始的と言うか、粗野と言うか、荒くれ…と言った感じ。
ピックアップ位置に寄るところが大きい様に感じましたが、
全体的に0号機と言うか、まだこなれて無い発展途上なベースですね。
2924に至るまで時代と共に洗練されて行くのですが、どの時代のMCが良いかはその人の好み次第…d( ̄  ̄)

ここまで来たらMC全種類集めてミュージアム化したいな…(´-`).。oO


あ、それとこの900、専用ハードケースに入って来たのですが、
ケースの外見は見慣れたMCシリーズのケースなのですが、
924を入れようとしたらつっかえて入りませんでした。(^^;;

このケースもレアと言えばレア…でしょうか。(^^;;




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Greco / PB500 or 420 FL?'77年製

2014年11月01日 21時18分20秒 | BASS Collection
僕にはプレベは縁がない…と思いつつも、買っては売り買っては売りを繰り返しておりますが、
この度ようやくもう手放さないであろうプレベを入手。

ヤ◯オクに出てたんですが、なんかね。70年代のグレコでライン無しのローズ指板…画像で見る限りボディは単板。
コレは良いかも…って思っちゃったんです。



で、手元に届き弾いてみて大当りを確信!*\(^o^)/*
鈴木祥子さんの「swallow」云々は前回のエントリーを読んで頂くとして、
粘っこい中低域の豊かな音色で、弾き方によってはウッべの様にも聞こえ、ほんの少しブーミーな至極の音。
生鳴りも気持ち良くて入手以来ずっとソファサイドに置いてありまして、
テレビ見ながらプァ~プァ~と鳴らしております。

ピックアップはごくごく普通な見た目のプレベタイプ。
どうやらこの70年代のピックアップが良さげであります。

コントロールは解説の必要も無いでしょうがボリューム、トーン。
トーンを2~3位まで絞ってやると気持ち良いです。


指板は杢目の綺麗なローズウッド。
上質なものを惜しみなく使ってる感じです。

ハイフレット部分に白い汚れの様なものが付いていて擦っても取れなかったのですが、
よくよく見てみるとちょうど17と19フレット上にあるので、
おそらく前のオーナーさんがマーキングしてた跡でしょう。


Grecoロゴは金巻きタイプ。
ヘッドの先の方の小さな文字は「HAND CRAFTED Special made」と入っています。

ナット側のネック幅を見ると太めでプレベらしい太いネックかと思いきや、
少し薄めに仕上げられているのか、とても弾きやすくしっくり来るネック。

ペグは粉吹いてますがちゃんと回ります。(^^;;

バックから見ると単板なのがよく分かります。
この頃のカタログで確認するとセンかアガチスと言う材なのだそう。
とても軽い印象でセミホロウかと思ってしまうほど。

フレットレス自体がカタログ外モデルなので、オーダーかプロトという可能性もあり、そうなるとカタログspecは当てになりませんが…(´Д` )

プレートにはシリアルナンバー



以前から持っているTB-400と弾き比べてみると結構性格が違う。
このベースよりボディが重くテレベネックも相まって重心はボディ側にあるのに対し、
今回のフレットレスはヘッド落ちギリギリなバランス。
指板もかなり黒いので音の性格は違って当然か…(´Д` )


出来る事ならこのフレットレスと同じ素材にフレット打った個体が欲しい…(´-`).。oO




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