on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

今年の抱負など…

2015年01月11日 23時29分39秒 | 楽器、音楽にまつわるアレコレ
2015年も10日を過ぎて今更ではありますが、年始に当たっての音楽的抱負など。
これまで色んなバンドやユニットを組んでオリジナル楽曲を作って来たり、最近は色んなバンドにお呼ばれしてベース弾いて来て、それなりに楽しく音楽させて頂いて来ましたが、今年は私 年男。人生半分折り返したアラフィフであります。残り20年、30年音楽してられるかどうか…。
そう思うと、コレから関わる音楽が全て非常に貴重で大切な出会いに思えて来ます。今迄テキトー…って訳では無いですが、此れからはスタジオやライブ、一つ一つを大切に丁寧に精魂込めて取り組み弾いて行きたいと思います。
何かspanさんてベースコレクターでしょ?みたいに思ってる人も居るみたいですが、持ってるだけじゃ何の意味も無い。弾いて弾いて自分の音楽が人の耳に届いてナンボです。
僕の音を聞いた人の耳に何かしら引っ掛かりを残せる様に…初めて見る人が「あのベーシスト誰?!」ってなるくらいに残るプレイがしたい。まだまだ爪痕残せたとは思えないので、これからも精進して参ります。
皆さま宜しくお願い致します。m(_ _)m
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Goya / Panther-II Bass 60年代

2015年01月11日 12時30分08秒 | BASS Collection
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
しばらくブログの放置状態が続いていましたが、
先日、ご紹介したいベースがメンテより戻って来ましたのでアップします。

さて、ご紹介するのはこのベース。
60年代のイタリア製、Goyaのパンサーベースです。


たぶん日本への正規輸入は無かったと思うので、
見た事無い人がほとんどだと思いますが、
Goyaと言えばビザールギター好きには堪らんメーカーで、
デザインの特異性とジャラジャラしたスイッチ類は垂涎物であります。

このパンサーベースはその中でも比較的まともな部類にはいると思いますが、
その昔、エイブラハム・ラボリエルが使っていた事でも有名ですね。

YouTubeにも動画があり確認出来ます。
ピックアップはPJに変更されている様ですが、
テンション緩めの弾む様な音色はまんまです。

かなり長い間放置されていた様で、
入手時は金属パーツはさびさび...音は出ていたもののガリの出まくりでかなり悪い状態でした。

それでも、日本で入手出来る事はかなり稀なので何とか直してみようと思い、
取り急ぎは自分で出来る事を。。。

FacebookでドラムのI氏が金属バーツの錆はトイレ掃除用のサンポールにで....
なんて裏技を紹介していたので試してみました。

結果はご覧の通り。
者の15分程でピッカピカに。(゜∇゜)

でもこの裏技...実戦の際は気を付けた方が良さそうです。
ホントみるみる綺麗になるのでおそらく1日とか放置しちゃうと、
薄いパーツとかは溶けて穴あいちゃいそう...Σ(-∀-;)
それと、金属そのものを丸裸にしちゃってるので、
後でコート剤を吹いてやらないと錆びやすくなってるかもです。
気にせずそのままにしてますが。。。

ピックアップは金属カバーのシングルが2つ。
これも錆が目立ってましたが、ピックアップごとサンポール浸けにする訳にはいかないので、
クッキングペーパーに染ませて拭いてみました。


マイクロフォニックでなかなか良いピックアップです。
リアピックアップの左右に穴が残ってますが、
元々はピックアップフェンスが付いていた様です。

そしてこのベース最大の特徴のピックアップセレクトスイッチとトーンスイッチ。
四角いプラスイッチの頭は透明なアクリル製でその中に銀紙のよな物が仕込まれているのですが、
そのメッキが腐食しちゃってます。
押し込む事でフロントのみ、リアのみ、併用、全OFFとなるのですが、
OFFスイッチの位置が手の当たりやすい位置にあってこれは如何なものか...って感じです。

トーンは3種類。HI/MED/LOとなっています。
これはEQ的なブーストを行なう物ではなく、
トーンツマミの10/5/0を瞬時に呼び出す仕組みです。

これも中がメケメケ状態。。。Σ(-∀-;)

ピックガードを外すと中は非常にアナログ...っていうか機械的になってるのが分かります。
各スイッチを押し込む事で内部のスライド板が動き切り替えを行なっています。



裏にこんな板が隠れていて突起が各スイッチに対応し動く仕組みです。


このスイッチ部以外はシンプル
そのあとはボリュームポッドに直行です。


この整備の後、欠品していたボリュームノブを有り合わせの物で付けようとして、
押し込もうとしたらポッド自体を破壊ちゃって....Σ(-∀-;)
で、仕方なくH氏のところへ持ち込んだ次第です。



ブリッジはこんな感じ。
駒の部分のカバーは取り外しできます。



フロントピックアップの横には木製フィンガーレスト。
ローズウッド...かな? (-⊡ω⊡)


ピックガードにGoyaのロゴプリント。


ローズ指板に大きめのポジションマーク。


ヘッドは変な形してます。。。おかげで1弦が2弦のポストに当たっちゃうと言う。。。Σ(-∀-;)

裏にはでっかいカバーが...こんな状態だったのを


ピッカピカ


ボディバックはこんな感じ。
透けて見える杢目を見ると単板で作られた様です。

プレートにはシリアルとMADE IN ITALYの刻印


珍しさ優先で入手してみたベースですが、
意外に使える感じに仕上がりました。


コメント (2)
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