on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

遊佐未森 / ハルモニオデオン

2007年12月30日 23時37分17秒 | 極私的至高の名盤
今日はちょっと雰囲気を変えてコレ。今も活躍されてるんでしょうか? 遊佐未森さんの89年の作品「ハルモニオデオン」です。プロデューサー外間隆史氏と共に全ての曲でアレンジを行いベースを弾いているのが中原信雄氏。80年代「フィルムス」のメンバーとしてデビュー以来、野宮真貴との「ポータブル・ロック」や、戸川純との「ヤプーズ」「eEYO」他、様々なバンドで活躍する一方、多くの歌手たちへの楽曲の提供やアレンジ、レコーディングプロデューサー及びアレンジャーとしても活躍されている方で、80年代ニューウェーブの香りがたまりません。初期のスペクターNS-2をピック弾きでずっと使い続けている人で(今でもそうなんだろうか....)このアルバムの中でもそのスペクターの音が存分に聴けます。特にお気に入りが「M氏の幸福」と言う曲で、ミドルテンポの曲中に何ともヘンテコなベースラインをピックで淡々と刻んでいます。派手さは無いですが特異的ベースでよくよく聴くと面白いですぞ。アルバムまるごと素晴らしい出来映えオススメです。
余談ですがこのアルバムはアートワークも素晴らしく、ジャケットに写っている架空の楽器「ハルモニオデオン」ホントにあったらいいのになぁ。。。PVではバックの空耳楽団全員の楽器がオリジナルで作られファンタジックな世界が出来上がってました。(こういうの見るとバブルって良かったなと思う)それと、今では大御所アートディレクター平野文子さんがデザイナーをしてクレジットされていたりします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 予告その3 | トップ | Maestro / RHYTHM\'N SOUND F... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

極私的至高の名盤」カテゴリの最新記事