復 帰
兵庫県知事選挙で斉藤元彦氏が当選し、知事の座に復帰することになった。
わたしは、11月1日のブログに、斉藤氏について「智に勝るが情に欠けるのでは」という人物評を描いた。
今回の選挙で、当初孤軍奮闘していた氏に対する「情」が当選の大きな要因となったのは否めないだろう。「情」の大切さに思いを致す知事になって欲しい。この結果に最も衝撃を受けているのは県職員だろうから。
野次馬根性からではあるが、斉藤氏の「パワハラ」を所与のこととして厳しいコメントを発してきたテレビコメンテーターがどう反応するか興味がある。
昨晩のニュース番組に生出演した斎藤氏に、コメンテーターの某氏が祝意を述べながら、厳しいことを言って来たことを詫びていたが、見苦しかった。
しかし、今回の兵庫県知事選挙はいろいろな意味で興味深かった。
選挙にニュース性があったため、若い人たちにも関心を呼び、投票率が55.65%で前回より14.55ポイント上がった。同日行われた栃木県知事選挙が32.05%で6.80ポイントマイナスだったこととの対比は歴然としている。
県議会、市長有志、既成政党などの権威に対抗して、SNSなどを通じて有権者が世論を作り上げ対抗したという構造が、一時的なものでなく、これからの政治を左右することになるのか、興味をもって見守りたい。
ツワブキ
STOP WAR!
ツワブキの花は縁起が良い花と言われ「俳句」の冬の季語でもありますね。