埼玉の実家に帰省中です。今年も博多南通信をご覧頂き、ありがとうございました。また来年も宜しくお願い申し上げます。 . . . 本文を読む
ハインリッヒ・ハイネの『流刑の神々・精霊物語』(岩波文庫 1980年)を読みました。ハイネといえば日本では詩人として有名ですが、本書は言ってみれば民俗学の書物です。かの柳田国男も本書に強い影響を受けたと言われています。西ローマ帝国の末期からキリスト教がヨーロッパに広まっていく過程で、古来の多神教や精霊崇拝の神々への人々の信仰がどのように変化していったかが記述されています。初期のキリスト教はおそろ . . . 本文を読む