東京に出かけます。 . . . 本文を読む
先日このブログでご紹介したロシア映画「戦火のナージャ」の中で心に残った場面として以下のものがありました。
ナージャは看護師として従軍しており、赤十字の病院船で負傷者の看護をしています。本来国際法で攻撃してはならない赤十字病院船が、実につまらない理由でドイツ戦闘機の攻撃を受けて撃沈されてしまいます(下の写真です)。国際法違反を知られないようにドイツ機は念入りに機銃掃射でおぼれている負傷者を皆殺し . . . 本文を読む
さて写真が先日ご紹介した映画の第二部『戦火のナージャ』(ニキータ・ミハルコフ監督 ロシア 2010年)です。前作が全編夢のように美しい田園地帯が舞台でしたが、今度は全編悪夢のように陰惨な独ソ戦の戦場です。ミハルコフ監督自身が演ずる主人公のコトフ大佐は、すべての名誉をはく奪されて独ソ国境近くの収容所に入れられています。何とも言えない点は、コトフの罪状が時間がたつと変わっていくのです。最初はソヴィエ . . . 本文を読む