【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

医者はホントダメだな、の話

2015-01-06 20:26:48 | 超健康論
目まいがここ1か月で4回ぐらいあったので医者にいった。まったく乗り気じゃなかったが家内から「メニエール病」じゃない?病院いったほうがいいって!としつこいので家内の機嫌とりの意味で近所の耳鼻科へ。

メニエール病っつーのはよく知らんが自分が「病気」じゃないことなんてオマエに言われなくとも自分がいちばんよく知ってる。
ったく検索番長はこれだから困る。なんでも知ったかぶり。

こういう状況で、はっきりしているのは、
1か月で4回ほど、けっこうハゲしい目まいがあったという事実。
そして冷静に思い返してみると、目まいがはじまるトリガは決まっていないということ。
朝のときもあれば夕刻のときもある。ラーメン屋を出たときもあったし職場で座ったときのこともあった。

そしてオレは原因もわかっている。これは、ストレスからくるものなんだよ。
仕事とかでオレが少しずつストレスが増していってるのは、自分でわかっていた。あくまで、少しずつ。。ね。
突然環境が変わって激烈なストレスがおそってきた、とかじゃないのよ。
だから、このへんの微妙なところは、オレにしかわからない。

なのでこの目まいってのは、オレの身体からの「サイン」であるということだ。サインはいろんな形態をとることがある。目まいとは限らない。でも今回はたまたま目まいであった。

サインというのはね、実はそこに意味はこめられてないのよ。知ってた?人間ってのは後付で、ああこれは休めというサインなんだとかさ、勝手に決めるけど、違うの。
「異変が起きてるよ」とまでは知らせてくれるけども、それをうけて休むも自由、働くも自由なんだよ。

これを、多くの人間は知らない。


。。ああそうそう、医者の話ね。
で、渋々だったがせっかく医者にいくのだからオレが医者に求めるものはただ一点。
たとえば頭痛薬のように、即効性のある薬を出してほしい、ということ。

目まいが始まると、ちょっと困るのよ。かなりぐるんぐるんするから。しばらく休んでいなければいけない。生活に支障がある。
だから、あ!これは!と信号を感じたら即飲んだら即おさまるような薬がほしかったわけ。

だが、そういう薬は出せないという。なぜなら、病気を特定できないから。(という医者の言い分)

医者が出してきたのは、継続的に飲んで目まいの発生をおさえる薬とやら。でも予想どおり、これを飲み続けていても目まいは起こり続けている。
違うんだって!!オレがほしいのは発生を抑止する薬じゃなくて目まいが起こったら治してくれる薬なんだってば!
あ、いや、違うな。。発生を抑止してくれる薬が、ホントにそうなのであれば、ベストだよ?
でも、もらった薬は、「一般的な目まい」に対する薬だから、オレに効くとは限らんのよ。実際効かなかったし。そんでもって、目まいの発生を「おさえる」ってのがさ。。なんか「なるべく」っていってるような気がしてならんのよ。

医者は、結局のところ患者(オレ)が目まいがあるといってるから一般的な目まいの薬を出しただけ。
プロじゃねーよこれは。

メニエール病ではないと断言していたのは、悪くないが。。家内対策に。家内は権威主義者だから医者がメニエール病ではないといっとった、といえばそれでおしまい。カンタンに信じる。

あ、そうそう。もっとダメなのはね。オレは、ストレスが原因だと思います、最近仕事忙しいし、ってはっきり伝えたにも関わらずここをガン無視したところ。ここで「あーそうなんですかー」とか言えばいいのに、いわない。

それをガン無視して、検査の結果と問診だけで、「なぜ」この患者は目まいが起こるようになったのか?「なぜ」トリガが一定じゃないのか?をヒッシに考えてる。
だーかーら「なぜ」は仕事のストレスだっていってんだろが!

あげくの果てには一般的な目まいの薬を出すから様子みましょう。で終わり。
アホくさ。

。。今回だけじゃないんだよ。医者にはもう何度も何度も、失望させられてきたから。

保険に入っててもけっこうカネとられた。損しにいってるのと同じ。高い店にいって期待はずれでおいしくなかった状況とまったく同じだって。




腹が出てきてもハラは減るんですよ

2014-11-09 19:57:03 | 超健康論
腹が出てきてもハラは減るんですよ。

わかる?

しかも、腹が出ると、以前よりも余計ハラが減るんだよ。だから、以前よりもっと食べるようになる。そして、さらに腹が出る。。

なぜかわかるよね?腹が出ると、そのおデブ体型を維持しようとするわけよ身体ってのは。おデブを維持するためには依然より食べなければならないのは自明だわな。

何が言いたいかというと、元来は、腹が出るっていうのは、そこに一旦貯えといて、足りなくなったらそこから栄養を摂取するっていうはずだったわけね。

でも現代人は、腹に脂肪はたまるばかり。脂肪から栄養を再摂取するんじゃなくて、また食べるんだもん。


だからね、大事なのはまずその悪循環をはじめないことだ。腹を出さないこと。

そのためには「余計に食べない」ことなんだよ。
いやね、もちろん運動も大事なんだが、運動よりもまずやるのはそこ!

一日三食、がっつり食べるなんて信じられん。。
いや一日のうち二食であってもがっつり食べるなんて信じられん。
それだったら一日三食均等に食べたほうがまだいい。

一日のうちがっつりは1回で十二分。

治癒能力

2014-08-16 19:27:30 | 超健康論
すごく強い意志でもって、健康的な生活を送りたいと思い、ある程度実践してるわけだが、

健康的な生活って何? と考えたときにね。
ひとつアンサーがあって。

それは、「治癒能力」なんだと思うのね。
健康な人間イコール、治癒能力が高い。

治癒能力が高いというのはまたふたつあって、ひとつめはその名のとおり、身体の治癒能力ね。
たとえば。。切り傷ができたときにやがてかさぶたになり、やがていつの間にか治っていく、みたいな。
そういうのもあるし、風邪をひいたときに「寝れば治る」っていうやつね。

自身がコントロールできない「身体」がいろいろやってくれる。委ねるしかない。その能力。

もうひとつは、自身の処方箋をよく知っているということだ。これは、身体そのものではなくコントロールする側、我々ね。
危機管理能力と似てるかな。

数十年生きてきてるわけだから、いろんなケース、症状が発症したはずでさ。病気でもケガでも風邪でも頭痛でも。
その過去の経験から、こういう症状のときは治癒するためにどうすればよいか? を知っているということ。
応急処置ができること。だって、本治療は「身体」にしかできないんだもん。
うまく身体に引き渡す能力とでもいおうか。。

薬品は、使いたくはないのだがつかわざるを得ないこともある。特に外傷であればふつーに絆創膏貼るでしょ。赤チン塗るでしょ(古。。)

過去に経験した症状であれば当然だが、仮に新しい症状(らしき症状)が発生したときも落ち着いて、こうしたらいいのでは? という「ソリューション」をね、考え、実践できること。

そのためには健康というキーワードで「情報」を得ることも必要。情報を取捨選択する能力も必要。

健康について「からっきし」

2014-08-07 19:43:44 | 超健康論
オレと同世代で、自身の健康について「からっきし」なヤツが多くて参る。
悲しくなる。

まぁたとえば「やっぱやめられないよね、ね!ね!」と周りに言い訳しながらタバコ吸ってるヤツとか。
「それが何か?」と開き直りながら毎日甘いもん食ってるヤツとか。
「夜に飯食うな、なんてフザけんなよできるわけねえだろ?」と鼻息荒く、夜にがっつり肉系の飯くってぶくぶく太ってるヤツとか。

健康診断で再検査になって嬉々としてまわりにふれまわってるヤツとか。(それがてめえの勲章か?)

こういうヤツらよりもオレ、長生きしたいなあ絶対。でも、オレもともと身体弱いんだよな(実話)。
だから健康に気をつかってるわけで。

デフォルトで頑強に生まれ、育ち、今ガンガン不健康でいられるヤツはうらやましい。

でも絶対健康に長生きしたる!(笑)


いや、あのね、けっこう仕事できるヤツにこういうの、多いのよ。
つまり、よく働くから健康まで気がまわんないのね。
でね、そういうヤツって家族サービスってのもしないのがほとんどだから、家庭不和気味でますます不健康。
家がストレスなんだよね。

そこを抜けると、たとえばいわゆるひとつの「エグゼクティブ」なんかはさ、健康管理の権化だわな。
健康管理ってのはイコール自己管理だから、自己管理できねえヤツは出世できんのよ。

あれ?不思議。。リーマンってみんな出世したいんじゃないの? 出世には自己管理は必須なのに。。
なんでしないんだろ。

昇進はあきらめて、仕事に埋没してるの? いや、違うと思うなあ。

中途半端に仕事できるヤツ(そして、自己管理に難がある)は、組織の歯車として、企業に「忙殺」されちゃうぞ? ってことなんだな。
いやー怖い怖い、リーマン社会って。

水ってがぶ飲みするもの?

2014-07-11 19:52:18 | 超健康論
健康のために水をガブ飲みしてるヤツ。。もう一気に2リットルのペット常備しちゃったりして。

わかる。わかるんだよ気持ちは。
たぶんイメージとしては新陳代謝を促進させようとしてるんだと思う。
けっこうがっつり肉食系の人間にそういうのが多い。どんどん、食べて流しちゃいたいんだろうね。


でもまあ、人間は有史以来、水をガブ飲みできた時代はなかったはずなんだよね。水って貴重だからさあ。
でももちろん、人間は水がなければ生きてゆけない。だから、水を大切に摂取してきた(はず)。

ここでひとつの推論なんだが、人類の進化のスピードと摂取可能な水の量は比例しているような気がするんだな。
昔から文明が栄えたのは川っぺりだ。

今は大量に水をゲットできるようになって、進化も加速度的に進んでいるような気がする。
つまり。。水をガブ飲みしてるヤツって「生き急いでる」っていうのw?

良くいえば「進歩的」ね。でも、なんかプライド高そうっていうか。。
「(自分って)すっすんでる~」っていう「意識高い系」で扱いずらそう。

いやオレも、飲みますよ、水は。でもふつーです。意識してガブ飲みとかあんまりしたくない。
身体が欲してもいないのに摂取したくないっつーか。

良質な油ギッシュ

2014-05-26 19:21:06 | 超健康論
自分は朝、けっこう多めの自然塩をなめ、良質な炭水化物(要は玄米)を大量に食べ、サラダには良質な油をとろーりとかけて油ギッシュにしておいしくいただいていますが、毎日健康だし、炭水化物で太るどころかだまっているとやせてしまうので、そういう意味でのコントロールが必要。ダイエットや健康に一番効果があるのは、自らストレスフルな環境に身をおくことですね。
不本意でそういう環境にいるのはサイアクですが。

秘伝w

2014-05-08 20:04:58 | 超健康論
引いてしまうような健康法って、あるんだよね。。

これってかなり重要な健康法なんだけど、これを伝えてもゼッタイやらねえだろうなっていう。。

マル秘にしてるわけでもないのだが、自然と「秘伝」になってゆく。

世の中の輝いている人はみんなそういう「秘伝」をもっているのかもしれないよ。
そういう人に「やりますから、教えてください」といえば、喜んで教えてくれると思うけど。

いやね「キツい」とかじゃないんだよね。
たとえばマントラを唱えるとかw

宗教系?というか宗教系と誤解されそうなこと?

医者とSEは似ている その2

2014-01-15 19:45:20 | 超健康論
自分の記事の引用
医者とSEは似ている その2(医療制度との距離感その3)
 私の母が今も続けていますが、病院に薬だけもらいにいく、ということをしている方が、特にお年寄りに多いです。

 本当は、やめたほうがいいのだろうと思います。

 病院のほうも、「薬だけ」というのは(本当は)受け付けていないので毎回医師の診断を受けてください、というのがタテマエとしてあるようなのですが、実際のところ「1時間待ち、3分診療」では……。

 お医者さんも、サービス精神がないのですよね。1時間待った患者に対して「どうですか? お変わりないですか?」「変わりないようでしたら同じ薬を出しておきます(以上!)」だけですからね。患者(客)が「薬だけ出してくれればいい」と考えるのも当然かと。

 まぁお年寄りならば、仕方がないのかもしれません。薬が心の拠り所となっていて、薬のおかげで苦痛が和らぎ、幸せに生活できているのであれば。



 少しだけでもいいから毎回お医者さんとお話はすべきだとは思うんですよね。カウンセリングの意味合いで、会話することで楽になることも多々ありますし。

 医者(専門家)の見解とは、医療費を払う対価として当然私たちが受けるべきサービスの1つなのです。その権利をこちらから放棄してはいけません。そして、見解を「引き出す」のも実はテクニックなのです。

 重要なのは、診断の結果を聞くだけという受け身の姿勢ではなく、こちらから会話をしてみることです。こちらが受け身だと、医者側は意識的にルーティンを継続しようとするので、こちらから話題を投げかけてみてルーティンを壊してゆきましょう。

 ただの世間話でもかまいません。たとえばお医者さんのひととなりをそれとなく聞いてみるとか……。「お医者さんになって何年ぐらいなんですか?」「ここの病院の前はどちらにいらしたのですか?」「内科の先生になろうと思ったのはなぜですか?」などなど……。

 最初は「ちっ、後ろに患者がたくさん待ってるのに、こんな世間話につきあってらんないよ」という態度を明確にしてくる方もいらっしゃいますが、とにかく続けることです。医者のほうが心を開いてくれれば、もっともっと有用な話をしてくれるようになります。

 前回書きましたが、お医者さんも私たちと同類なのです。同類ということは(はっきりいって)「コミュニケーションに難あり」ということです。彼らは最初から彼らなりのバリアを張っているので(それは彼ら自身も気付いていないのでしょう)まず私たちのほうから心を開いて、コミュニケーションを求めることが肝要です。



 正直なところ、ホンネをいえば、なんで患者である(つまり、お金を払っている)私たちがそこまでしてあげなきゃいけないのか……と思ったりもしますが、そのへんは、医療費に対して最大の費用対効果を出すためのテクニックということで、割り切る必要があります。

 もっと根本の話をすれば、医者というのは自費診療の患者に対しては最大のサービスをしますが私たちのような保険診療の患者に対してはそれなりのサービスしかする気がありません。自費診療に切り替えた場合、医療費が3倍以上かかりますので、どれだけきめ細やかなサービスを受けられたとしても、コストパフォーマンスは上がってゆきません。やはり、保険診療の中で最大限のサービスを「引き出す」ほうが得策なのです。

 そのへんの駆け引きもビジネスマンとまったく同じですよね。

効果が「ない」のではない

2014-01-14 19:43:27 | 超健康論
自分の記事の引用
効果が「ない」のではない
 星の数ほどある健康法のうち、主にダイエット法の失敗のコメントでよく聞かれるのが、「いろんなダイエットをためしてみたけど、どれも自分にあわなかった」と、いうものです。

 まず、こういうコメントをする方というのは、続けていません。「ためしてみた」というのはホントに、数回なのでしょう。数回で「自分にあわない」と決め付けるのが、おかしい。

 「あわない」という根拠は、「期待していた効果がでない」ということですね。1カ月すら続けられずに「効果がでない」と断じられるのですから、巷のダイエット法もかわいそうだと思います。

 何も効果が出ないまま1カ月続けるのは確かに、はりあいがなくて大変かもしれませんがもともとダイエットというのは地道なものです。しかも、自分の理想体重になったとしても、一生、節制を続けなければならないのです。



 アヤしい薬を飲み続けなさい、とか、ずっとバナナだけを食べなさい、いったような類の極端なダイエット法や健康法は論外ですが、たとえば医学的に(本当に)推奨されているような健康法であれば、継続的に実践すると、まずは身体から悪いものを追いだそうとするので、いろいろな症状が出ます。

 たとえば食事療法を始めたときに、最初に熱が出たりしますが、これは身体が変わろうとしているサインなのですが、ここで止めてしまう方がほとんどですね。「身体がおかしくなった」といって。

 健康法を実践しているのに熱が出たりするわけですから健康法に裏切られた気分にはなるかもしれません。それに、不安にもなります。

 健康法なりダイエットなりを実践しようとしている人はそもそも乗り気でないことがほとんどで、嫌々、仕方なくやっています。ですので、常にやめる理由を探しています。「1週間(も)続けてるのに、ぜんぜんやせない!」とか「健康法をやっているのに発熱した!自分の身体には合わないんだ」とか、まんまと辞める言い訳を見つけてしまうわけです。

 常にやめる言い訳を探しているのであればどのような健康法を選んだところで結果は同じ、ということですね。



 また、健康法なりダイエットなりというのは、それなりにお金をかけてしまいますので(たとえばジョギングやウオーキングを始める際にまずウエアを新調したりとか)どうしても「こちとら客だぞ」という気分になってしまうんですよね。「ン千円(あるいはン万円!)も出したのに。。」と、お金に見合う効果を期待してしまいますし、効果はすぐあらわれてほしいと思うのが人情というものです。

 苦しいことに、お金を出す不思議。。なんだか医者に通って「(わざわざ)病気になりにゆく」のに似ています。

 自分の習慣を根本から変えようとするわけですから、苦しいですよね。そして、「今までの自分は怠惰だった」ということを認めざるをえないわけですから、過去の自分を否定するのもとても苦しい。



 効果をすぐに出したいのであれば確かに「アヤしい薬」のほうがよいのかもしれませんが……1つ確実にいえることがあります。

 健康法やダイエット法において、即効果を期待するのであれば強力な「薬」(たとえばやせるための強烈な下剤であるとか、極端に食欲をなくさせる薬とか)を服用すれば実現できるのかもしれません。実際、そのような効果がある(と噂になっている)薬が市販されているのだとしたら、それは何かしらの劇薬を、オブラートに包んで新しい製品として販売しているだけだと思います。

 であれば、健康のために「劇薬」を服用するという行為自体が矛盾していることは明白です。あまりにあたりまえのことですが、劇薬を飲めば人間は不健康になります。

 そういう行為は一切やめましょう。そんなことをするぐらいだったら(同じくお金をかけるのであれば)とにかく楽しいと思えること、やりたいと思っていたことをやりましょう。たまには、大酒を飲んだりおいしいものをたらふく食べたり、買いたいと思っていた服なりギアなりをぱーっと買ってしまったり……(1日ぐらいだったら会社をズル休みしてもいいじゃないですか!)

 そのほうがまだ、いや、かなりマシだということです。かたや「劇薬」を飲んで身体を痛めつけながら健康な気分だけをゲットして自己満足に浸るよりは、ぱーっとやりたいことにカネを使って、とにかく(一時的にでもいいので)楽しい気分になりましょう。

 カネをつかって飲んだり食べたり、散財したりすることは決して健康的ではありませんが、薬を飲んで不健康になるより100倍マシだということです。

薬と基礎体力の話(2)

2014-01-13 19:42:14 | 超健康論
自分の記事の引用
薬と基礎体力の話(2)
 私は、田舎の子にしては相当ひどいアトピーだったと、両親や近所のおばちゃん、祖母、親戚など、複数の人から聞かされました。なんとなく、自分でもおぼえています。

 何をおぼえているかといえば、母親がお風呂上がりに、僕の身体に軟膏を塗ったくっている情景です。

 それが、かなり有名なステロイドの軟膏でした。僕の子供時代はまさに「ステロイド漬け」でした。

 そういう時代だったのです。母親は幼い私のために総合病院をいくつもまわって(今でいう「セカンドオピニオン」)もっとも「効果的な」治療法を見つけてきました。それが、ステロイドだったわけです。当時はまだ、「画期的な新薬」という扱いで、ステロイドに対するネガティブなイメージは少なかったのでしょう。

 薬は、「効けば効くほどよい」という時代でした(日本の高度成長期は、薬も「イケイケ」だったのでしょうか?)。



 私の母親にはまったく非はないのです。聞いた話ですが、乳飲み子の私は、いつもかゆくて泣いてばかりいた、と。それが、ある日母が持ち帰ってきた軟膏を私がぼりぼりとかいているところに塗ったら、ぴたっと泣き止んだ。私も母親も、おかげでぐっすり眠れるようになったそうです(時は過ぎ、話はだいぶオーバーになっているのでしょうけど)。

 となれば、もうこれは魔法の薬でしょう! そして、「麻薬」でもあります。母親は当然、毎日寝る前に魔法の薬を患部に塗ってから寝るようになります。それで我々母子は、少しでも幸せになれた(安眠を手に入れた)のですから……。



 おそらく、いくらなんでも毎日毎日はステロイドを塗らなかったとは思います。でも事実として、私は幼少の時期でアトピーが完治することはありませんでした。その原因として継続的なステロイドの使用は、もっとも疑われるところです。

 ところが、中学校に上がるぐらいから反抗期に突入しまして……。反抗期の男子にとって、風呂上がりに母親に裸になって薬を塗ってもらう、なんていうことは死ぬほどハズカシイことです。ですのでだんだんと嫌がるようになり、おそらく、母親に「あとは勝手にしなさい! かゆいときに勝手に塗りなさい」と薬を渡されたのだと思いますが、反抗期の子がこまめにやるわけもなく。

 中学、高校の頃はずっと乾燥肌で、慢性的に、通奏低音のように体中がかゆい時代でした。でも部活もやってましたし、トモダチと遊んだり、なんだかんだとそれなりに青春を謳歌していたので皮膚科に通うこともなく……結果的には反抗期に突入した時期から自らステロイドから脱皮したわけです。軟膏を塗るのをサボったおかげで。



 うーんこんなに自分の昔話を引っ張るつもりはなかったのですが…今回も強引にまとめると、「何か別なことに熱中していれば、薬依存からは脱却できます」ということですね。