【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

終電で帰る自分に酔うな

2013-05-14 19:37:54 | 再録
終電で帰る自分に酔うな
このギョーカイの人気がなくなってきた、みたいな記事を読んだ。

なにを今さら。。と即座に思ったのだ。
確かに、このギョーカイの人気はただのバブルであった。過大評価されすぎ、というか。。


人気がなくなってきた理由のひとつとして、「終電までは、させる病」を書いておこう。


新入り(社員でも外注でも)に対して、とりあえずどんどん負荷を上げ続け、定時帰宅から21時ぐらいにシフトさせるのが第一ステップ。

次に、そこから「責任」のようなものを押し付けることにより、「終電」を経験させるまでを2ステップ。(障害対応で徹夜、とかも含む)

ベテランたちは、新入りにそこまでさせないと気がすまない。自分らが過去にされたのと同じように。
これぞオイラが最近頻繁に使っている「旧態依然」というコトバそのものだ。

このギョーカイには「終電ぐらいまで仕事しなきゃエンジニアじゃない」みたいな暗黙の慣習がある。
それがそもそも、おかしいのかもしれない。だってそもそも「定時」というものが人間にとってほどよい仕事時間という規定なのだから。

終電まで仕事させたいんだったらシフトにすりゃいいんだよ。カンタンなハナシだ。終電で上がって、翌朝もすました顔で出勤するのが「美徳」とされるのはなぜだ?

エンジニアにはかつて「倒れてナンボ」っていう悪の慣習があったなあ。今もあるんだろうなあ。


そうそう、それでさ、IT土方は、いろんな現場を渡り歩くわけで、何度も何度も「新入り」になるわけよ。だから、何度も何度も、上述したような「仕打ち」を受けるわけね。
だからIT土方は、疲れちゃう。