【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

【重要】納得する仕事をするためには

2008-05-24 05:35:10 | IT土方(若いヒトたちに伝えたいコト)
自分が納得する仕事をする、つまり、完遂するためには、2人分のパワーがなければいけないんだよ。
それはどういうことか、というと、仕事ってのはチームでやるもんだ。なんだけど、このギョーカイだとはっきしいって「チームワーク」なんてもんは、ないと思っていたほうがいい。個々が勝手に「管理してくれ」という甘ちゃん。烏合の衆。それぐらい思っといたほうがいい。

だから、仕事は常に性悪説で考える。ヒトにアサインした仕事は、ソイツは「やらない」と思っといたほうがいい。

仕事の完遂をイメージしたときに、カットオーバにいたるまでにホントに、いろんなことが発生する。
けれどもそれらは、ほとんどすべていわゆる「コミュニケーション不足」で発生するものだ。
任せておいた仕事が、納期直前まで放っておかれ、進捗を聞くと「それは自分の仕事とは思っていませんでした」と。
土壇場になって、しゃーしゃーと言うわけさ。納期直前で「ところでそれは僕の仕事でしょうか?」と。アサインされたときは、無言なのに。

そういうことが積み重なる。プロジェクトにおいてはいろんなところで穴が開く。それは、「人災」だ。プロジェクトメンバーは肝心なところで「つかえねー」。だから、ところどころで、「第二のオレ」をアサインしなければならない。つまり、ところどころで、2.0人月またはそれ以上、稼動しなければならない。

自分が納得いく仕事をするためには、自分が結局すべてケツを拭くんだろうな、と思っとかないと、やれない。
外注寄せ集めのプロジェクトチームの団結なんて、120%信用しないほうがいい。どうせ負荷が高くなったらバックレて自社戻りになるようなヤツばっかなんだから。
プロパがつかえねーのはいわずもがな。

インフラのプロジェクトなんてどこもおおよそこんな感じで火を噴くからな。
オイラ含めて「烏合の衆」だからな。