http://el.jibun.atmarkit.co.jp/infra/2016/11/post_3.html
前回は熱中できるもの(かなり!)を見つけて、続けましょうという話を書きました。
◆
SE稼業はえてして仕事に「塗れて」しまいがちです。平日朝、出発20分前に起きて急ぎ準備をし電車に飛び乗り、現場に到着したら始業時間ギリギリで、メールチェックしているといろいろ依頼が舞い込み即打ち合わせ。。(略)
で定時が終わる頃にやっと明日の資料作成開始と(苦笑)。残業飯食べて、遅い夜にやっと終わって帰宅して風呂入っていろいろ(録画とかネットとか)chkして「画面」の残像が消える前に就寝。結果ヘンな夢を見てしまい(笑)、睡眠の質も悪く慢性的な睡眠不足... そして週末は寝だめが主目的に。
...といったあたりは健康について書いているときに触れましたので以下省略しますが、何が言いたいのかというと、仕事に塗れれば仕事で成果を出せるかといったら必ずしもそうじゃないという残酷な現実があり(苦笑)。
むしろそれは反比例では?という風潮に、やっと世の中がなってきており、そこにIT業界は「意図的に」乗り遅れようとしています。そしてあわよくば業界としてその風潮に乗らないまましらばっくれるつもりです。そこを私は、僭越ながら憂いていたりするわけで。
「空気」に逆らえず未だにうさぎ跳びを毎日の練習メニューに組み込んでる、みたいな感じです。皆うっすらと、それが自身の膝を悪くしているという自覚があるにもかかわらず!です。
ただ、それを全否定しているわけではなくて、人生において仕事にドロドロに塗れる期間は絶対必要であり、そこで人間的にもビジネスマン的にも飛躍的に伸びます。
でもその期間は絶対に、期間限定であるべきなのです。
◆
慢性的に仕事に塗れている自覚があるのであればそこから「何とかして」(その手段はオーダメイドですので自分で見つけないと...)脱却して、かつ、どんどんプライベートでは仕事から離れていきましょう、ということを前回書いたつもりです。
段階的に。
あれ、今書いていて思いましたが「仕事とプライベート」という考え方もダメなんでしょうね、これからの時代は。なぜなら、仕事とプライベートを明確に分けてしまうという思考自体がイケてないのは当然として、なんだか仕事が主でプライベートが従のような気がしちゃうんですよね。
それと、前回書きましたが「趣味」という言葉もイマイチなんですよね...なんか生ぬるいので。少なくとも仕事と同じぐらい、あるいはそれ以上に熱中しないと...
「両巨頭」とでもいおうか
◆
で、次の結論は、振りきれるぐらいに仕事から離れちゃいましょう、ということなんです。
仕事をしなくなるという意味ではありませんよ
私個人でいうと、仕事から離れていけばいくほどヒニクにも仕事の生産性があがるみたいなんですよね。
ただし100%ではありません。
その離れていくという方向性が、世間一般でいう「善」の方向に近ければ近いほど、ということです。
極端な話、離れるといってもたとえばアルコール依存症ではダメでしょう。そういうことじゃなくて。
とにかく何か、「善きこと」に本気で、真剣に、取り組むということです。何かに真剣になればなるほど、仕事からは離れていかざるを得ません。
たとえばスポーツを例にとると、それが仕事のストレス発散のため、とかそういう段階では全然ダメ(「趣味」の段階)で、それをやりたいがために、良き道具をそろえたいから働く、とか、練習したいから、仕事は切り上げるとか、大会に出るためにガンガン有給とるとか、そんな感じで、相対的に仕事より優先度が上になっていかないといけません。
平日の長時間労働の反動で、週末寝だめが主目的になってしまったり、平日分を取り戻すために休日アホみたくアソんでしまったり、そういうコテコテのSEライクなライフスタイルじゃなく...
とにかくまずは、仕事に振り回されない生活を確立することですね。
◆
以前、ビジネスマンがクラークケントのごとく「別な顔を持つ」こと(これも古っ)の有用性について考えていたときに「あ、つながった!」という瞬間が以前あって、それについて次回以降書こうと思いますが...
仕事から離れて別なことに夢中になる、ということは、当然、仕事はしないということです。アタリマエですが...
仕事について一切考えることもしない。完全に忘れる。
ということは、「仕事はしない」がもっとも極端に振り切れるとどこに行くかというと、あ、「無心」じゃん、と。
何も考えない。無になる。
「無」の時間を、日常で意図的につくると、仕事の生産性が間違いなく上がるのです。
というのも私個人の体験ですが、同じような経験をされている方は多いようですよ
たとえば瞑想とか座禅とかもそれに該当するのでしょうが、じゃっかんハードル高めというか...
私の場合「無心」でぴったりくるのが「掃除」でした。
ああ、自分は無心になりたいがために掃除をしているのだな、と、あるとき腹落ちしたのでした。
◆
で一旦まとめると、以下の4つのファクターを人生でバランスよく確立すると、すごいことになりますよ。本当に。
仕事(びしっと、生産性高く)
読書(良書厳選)
趣味以上の、真剣に取り組めること
無の時間(の確保)
家族サービスもあるだろうとかそういうツッコミはなしでお願いします(笑)。それはそれで、当然押し寄せてくることですので(苦笑)
前回は熱中できるもの(かなり!)を見つけて、続けましょうという話を書きました。
◆
SE稼業はえてして仕事に「塗れて」しまいがちです。平日朝、出発20分前に起きて急ぎ準備をし電車に飛び乗り、現場に到着したら始業時間ギリギリで、メールチェックしているといろいろ依頼が舞い込み即打ち合わせ。。(略)
で定時が終わる頃にやっと明日の資料作成開始と(苦笑)。残業飯食べて、遅い夜にやっと終わって帰宅して風呂入っていろいろ(録画とかネットとか)chkして「画面」の残像が消える前に就寝。結果ヘンな夢を見てしまい(笑)、睡眠の質も悪く慢性的な睡眠不足... そして週末は寝だめが主目的に。
...といったあたりは健康について書いているときに触れましたので以下省略しますが、何が言いたいのかというと、仕事に塗れれば仕事で成果を出せるかといったら必ずしもそうじゃないという残酷な現実があり(苦笑)。
むしろそれは反比例では?という風潮に、やっと世の中がなってきており、そこにIT業界は「意図的に」乗り遅れようとしています。そしてあわよくば業界としてその風潮に乗らないまましらばっくれるつもりです。そこを私は、僭越ながら憂いていたりするわけで。
「空気」に逆らえず未だにうさぎ跳びを毎日の練習メニューに組み込んでる、みたいな感じです。皆うっすらと、それが自身の膝を悪くしているという自覚があるにもかかわらず!です。
ただ、それを全否定しているわけではなくて、人生において仕事にドロドロに塗れる期間は絶対必要であり、そこで人間的にもビジネスマン的にも飛躍的に伸びます。
でもその期間は絶対に、期間限定であるべきなのです。
◆
慢性的に仕事に塗れている自覚があるのであればそこから「何とかして」(その手段はオーダメイドですので自分で見つけないと...)脱却して、かつ、どんどんプライベートでは仕事から離れていきましょう、ということを前回書いたつもりです。
段階的に。
あれ、今書いていて思いましたが「仕事とプライベート」という考え方もダメなんでしょうね、これからの時代は。なぜなら、仕事とプライベートを明確に分けてしまうという思考自体がイケてないのは当然として、なんだか仕事が主でプライベートが従のような気がしちゃうんですよね。
それと、前回書きましたが「趣味」という言葉もイマイチなんですよね...なんか生ぬるいので。少なくとも仕事と同じぐらい、あるいはそれ以上に熱中しないと...
「両巨頭」とでもいおうか
◆
で、次の結論は、振りきれるぐらいに仕事から離れちゃいましょう、ということなんです。
仕事をしなくなるという意味ではありませんよ
私個人でいうと、仕事から離れていけばいくほどヒニクにも仕事の生産性があがるみたいなんですよね。
ただし100%ではありません。
その離れていくという方向性が、世間一般でいう「善」の方向に近ければ近いほど、ということです。
極端な話、離れるといってもたとえばアルコール依存症ではダメでしょう。そういうことじゃなくて。
とにかく何か、「善きこと」に本気で、真剣に、取り組むということです。何かに真剣になればなるほど、仕事からは離れていかざるを得ません。
たとえばスポーツを例にとると、それが仕事のストレス発散のため、とかそういう段階では全然ダメ(「趣味」の段階)で、それをやりたいがために、良き道具をそろえたいから働く、とか、練習したいから、仕事は切り上げるとか、大会に出るためにガンガン有給とるとか、そんな感じで、相対的に仕事より優先度が上になっていかないといけません。
平日の長時間労働の反動で、週末寝だめが主目的になってしまったり、平日分を取り戻すために休日アホみたくアソんでしまったり、そういうコテコテのSEライクなライフスタイルじゃなく...
とにかくまずは、仕事に振り回されない生活を確立することですね。
◆
以前、ビジネスマンがクラークケントのごとく「別な顔を持つ」こと(これも古っ)の有用性について考えていたときに「あ、つながった!」という瞬間が以前あって、それについて次回以降書こうと思いますが...
仕事から離れて別なことに夢中になる、ということは、当然、仕事はしないということです。アタリマエですが...
仕事について一切考えることもしない。完全に忘れる。
ということは、「仕事はしない」がもっとも極端に振り切れるとどこに行くかというと、あ、「無心」じゃん、と。
何も考えない。無になる。
「無」の時間を、日常で意図的につくると、仕事の生産性が間違いなく上がるのです。
というのも私個人の体験ですが、同じような経験をされている方は多いようですよ
たとえば瞑想とか座禅とかもそれに該当するのでしょうが、じゃっかんハードル高めというか...
私の場合「無心」でぴったりくるのが「掃除」でした。
ああ、自分は無心になりたいがために掃除をしているのだな、と、あるとき腹落ちしたのでした。
◆
で一旦まとめると、以下の4つのファクターを人生でバランスよく確立すると、すごいことになりますよ。本当に。
仕事(びしっと、生産性高く)
読書(良書厳選)
趣味以上の、真剣に取り組めること
無の時間(の確保)
家族サービスもあるだろうとかそういうツッコミはなしでお願いします(笑)。それはそれで、当然押し寄せてくることですので(苦笑)