日本人は遅い。

ホントやで　まさにこれ

川島 和正
日本に来ていつも思うことは人々の動きがとにかく遅いということです。

お年寄りはまだしも若い人まで遅くて本当に時間がもったいないなと思います。

例えば、何か買い物をするとき小銭をのんびり探していたりして遅いです。

店員も店員で、Tポイントカードの話をしたりやけに丁寧に袋に入れようとしたりしていて遅いです。

タクシーに乗る時も、さっさと乗らないでのらりくらりしていて遅いです。

空港の手荷物検査ですらのんびり荷物を並べていたりして遅いです。

しかも、高齢化の影響か年々遅くなっている気がします。

では、なぜこんなに遅いのかということなのですが今のスピード感が日本の常識になっていてみんな遅いと感じていないからだと思います。

また、日本では「速いと優雅ではない」とか「速いと雑な感じがする」という速さに関するマイナスイメージもあるため速くしようとする人が少ないのだと思われます。

しかし、動きが遅いだけで1日のうちに出来ることが3分の2とか半分になりますので遅いのは大変もったいないことなのです。

香港やニューヨークにいる人はみんなテキパキ動いているので東京にいる人よりたくさんのことを出来ているわけです。

日本人から見ると速すぎて接客などは雑に見えることもあるようですが無駄な時間は少なく済んでいるわけです。