エンジニアライフへの投稿再掲
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/infra/2016/10/post_1.html
掲題の件、「小損を取る」話と密接に関係するのですが、この話を全部書き出すと10回分ぐらいになりそうなので1シリーズとして独立させることにします。
今回は導入部分のみです。
◆
えっとたとえば、キャリア官僚が50歳すぎてどっかの民間団体に天下りしたりとか...
どっかの会社の社長が別な会社の社外取締役になったりとか...
中田英寿さんが突然東ハトと契約して1200万/年の報酬を得るとか...(古っ)
そういうのに対して、世の中はなぜ批判的なのでしょう?と問題提起したいわけです。
日本のビジネスマンが到達したいところって結局そこでしょ?
歳を取ったらそういう立場になりたいのではないの? それを求めているのになぜ批判する?
(批判する理由が「うらやましいから」というのは自明なのですが)
◆
ところで。
サラリーマンって不労所得について夢想するのが大好きなんですよね。働かずして自動的に口座にお金が振り込まれる...
あるいは週末起業?あるいは副業?
なんでもいいんです。要は別な収入源を持ちたい、と。そして、別な収入を得るための稼働は楽であればあるほど、時間が短ければ短いほどよく、あわよくば「不労」であることが理想。
そういう考え方と、上述した天下りと、何が違うんでしょうかね?
◆
天下りする人たちってたぶん、ふだんはなーんにもしないで日経読んで昼寝してるのかもしれませんが、そういう人たちにお金が支払われるのには理由があるのです。
その方々の小手先のワークに対して、ではなく、その方々の持っているコネクションですよね、価値を生じさせるのは。
そのコネクションが直接的あるいは間接的なトリガーとなって、年間で億単位のビジネスが生まれるのであれば、あるいは、ビジネスが生まれる可能性が高まるのであれば、はためにはなーんにもしていないように見えても、その人は「働いている」といって間違いないのです。
要は時給が高いんですよ。
長い人生を考えたら最終的にそういう人間になったほうが得じゃないでしょうかね?
よくいわれる「一生食いっぱぐれないような手に職」よりも効率が良いのではないでしょうか、これからの時代は。
◆
SEは、長時間労働の泥沼に沈溺していくのではなく、とにかく時給の高い人間を目指しましょう、と、だいぶ前の「時給シリーズ」で書き続けてきたつもりです。
とかくIT業界は自分の時給(を上げること)を意識する方が少ないので...
SIerの管理職って時給換算で3000円ぐらいじゃないでしょうか?(安い...)
今の給料が安い!と思っているのであれば、とにかく自分の生産性を極大に上げて、定時退社はあたりまえ、それどころか、80時間/月ぐらいで自分がアサインされてる仕事をこなせるようにし、あとはうま~くサボりましょうよ、と。
サボるっていうのは、もちろん、文字通りの意味ではなくて、自己研鑽自己投資に充てるということですけどね。
月80時間を自己研鑽自己投資に充てないと、そこからさらに上のステージ(つまり、さらなる時給UP)にはいけないのです。
逆にいうと、長時間労働するのであれば(それが好きなのであればw)それに見合った、相当な報酬を得ましょう、要求しましょうよ、ということです。
◆
若い時分から、自分の時給を上げることを常に意識していると、高い確率で、上述したような人種、すなわち、ちょっと動いただけでけっこうな規模の案件を動かせちゃうみたいな、そういう人種になれます(なってしまいます)よ、ということ。
ところが、残念ながら?といいますか、時給を上げるための意識と実践というのは、まわりからみると「サボる」行動と酷似しているわけです。
だから、バッシングに遭います。それに耐えなければならない。
ほとんどの人間はバッシング(および強力な同調圧力)に耐えられないので、「突き抜ける」ことができません。
まぁバッシングが酷い会社は辞めたほうがいいと思いますが(苦笑)。
結果、会社に尽くして長時間労働を頑張っても、時給3000円程度の外部評価基準に甘んじたまま年老いていくことになります...
それならまだいいほうで、自己研鑽を積むこともなく、滅私して会社に尽くすこともなく、でも会社にしがみつくことにだけ注力してきたような方の末路は、これからの時代悲惨なことになっていきます。
◆
会社(ニアリイコールで「ビジネス・シーン」)というのはいつの時代も、不況だろうが好況だろうが、実は突き抜けた(時給が高い)人材を切に希求しています。正社員で囲っておけなくとも、どんな契約形態であっても、欲しいのです。
転職活動で採用担当に経歴についてチクチク嫌味を言われるのではなくて、ぜひきていただきたいと三顧の礼で迎えられるような人材になりませんか?と。
別に高額な報酬でなくともよいんです。それよりも、ちょっとの稼働でそれなりの報酬が得られる仕事のほうがいいですよね。
あ、そうそう、別に外に出なくとも、ずっと同じ会社にとどまるでもいいんですよ。自分の会社での地位、グレードを上げれば、やれる仕事も大きくなりますからね。
扱える案件の規模を大きくしながら、常に自分の時給を上げる努力を続けていれば、社内でひとかどの人間になれます。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/infra/2016/10/post_1.html
掲題の件、「小損を取る」話と密接に関係するのですが、この話を全部書き出すと10回分ぐらいになりそうなので1シリーズとして独立させることにします。
今回は導入部分のみです。
◆
えっとたとえば、キャリア官僚が50歳すぎてどっかの民間団体に天下りしたりとか...
どっかの会社の社長が別な会社の社外取締役になったりとか...
中田英寿さんが突然東ハトと契約して1200万/年の報酬を得るとか...(古っ)
そういうのに対して、世の中はなぜ批判的なのでしょう?と問題提起したいわけです。
日本のビジネスマンが到達したいところって結局そこでしょ?
歳を取ったらそういう立場になりたいのではないの? それを求めているのになぜ批判する?
(批判する理由が「うらやましいから」というのは自明なのですが)
◆
ところで。
サラリーマンって不労所得について夢想するのが大好きなんですよね。働かずして自動的に口座にお金が振り込まれる...
あるいは週末起業?あるいは副業?
なんでもいいんです。要は別な収入源を持ちたい、と。そして、別な収入を得るための稼働は楽であればあるほど、時間が短ければ短いほどよく、あわよくば「不労」であることが理想。
そういう考え方と、上述した天下りと、何が違うんでしょうかね?
◆
天下りする人たちってたぶん、ふだんはなーんにもしないで日経読んで昼寝してるのかもしれませんが、そういう人たちにお金が支払われるのには理由があるのです。
その方々の小手先のワークに対して、ではなく、その方々の持っているコネクションですよね、価値を生じさせるのは。
そのコネクションが直接的あるいは間接的なトリガーとなって、年間で億単位のビジネスが生まれるのであれば、あるいは、ビジネスが生まれる可能性が高まるのであれば、はためにはなーんにもしていないように見えても、その人は「働いている」といって間違いないのです。
要は時給が高いんですよ。
長い人生を考えたら最終的にそういう人間になったほうが得じゃないでしょうかね?
よくいわれる「一生食いっぱぐれないような手に職」よりも効率が良いのではないでしょうか、これからの時代は。
◆
SEは、長時間労働の泥沼に沈溺していくのではなく、とにかく時給の高い人間を目指しましょう、と、だいぶ前の「時給シリーズ」で書き続けてきたつもりです。
とかくIT業界は自分の時給(を上げること)を意識する方が少ないので...
SIerの管理職って時給換算で3000円ぐらいじゃないでしょうか?(安い...)
今の給料が安い!と思っているのであれば、とにかく自分の生産性を極大に上げて、定時退社はあたりまえ、それどころか、80時間/月ぐらいで自分がアサインされてる仕事をこなせるようにし、あとはうま~くサボりましょうよ、と。
サボるっていうのは、もちろん、文字通りの意味ではなくて、自己研鑽自己投資に充てるということですけどね。
月80時間を自己研鑽自己投資に充てないと、そこからさらに上のステージ(つまり、さらなる時給UP)にはいけないのです。
逆にいうと、長時間労働するのであれば(それが好きなのであればw)それに見合った、相当な報酬を得ましょう、要求しましょうよ、ということです。
◆
若い時分から、自分の時給を上げることを常に意識していると、高い確率で、上述したような人種、すなわち、ちょっと動いただけでけっこうな規模の案件を動かせちゃうみたいな、そういう人種になれます(なってしまいます)よ、ということ。
ところが、残念ながら?といいますか、時給を上げるための意識と実践というのは、まわりからみると「サボる」行動と酷似しているわけです。
だから、バッシングに遭います。それに耐えなければならない。
ほとんどの人間はバッシング(および強力な同調圧力)に耐えられないので、「突き抜ける」ことができません。
まぁバッシングが酷い会社は辞めたほうがいいと思いますが(苦笑)。
結果、会社に尽くして長時間労働を頑張っても、時給3000円程度の外部評価基準に甘んじたまま年老いていくことになります...
それならまだいいほうで、自己研鑽を積むこともなく、滅私して会社に尽くすこともなく、でも会社にしがみつくことにだけ注力してきたような方の末路は、これからの時代悲惨なことになっていきます。
◆
会社(ニアリイコールで「ビジネス・シーン」)というのはいつの時代も、不況だろうが好況だろうが、実は突き抜けた(時給が高い)人材を切に希求しています。正社員で囲っておけなくとも、どんな契約形態であっても、欲しいのです。
転職活動で採用担当に経歴についてチクチク嫌味を言われるのではなくて、ぜひきていただきたいと三顧の礼で迎えられるような人材になりませんか?と。
別に高額な報酬でなくともよいんです。それよりも、ちょっとの稼働でそれなりの報酬が得られる仕事のほうがいいですよね。
あ、そうそう、別に外に出なくとも、ずっと同じ会社にとどまるでもいいんですよ。自分の会社での地位、グレードを上げれば、やれる仕事も大きくなりますからね。
扱える案件の規模を大きくしながら、常に自分の時給を上げる努力を続けていれば、社内でひとかどの人間になれます。