今回も製作前の比較検証。
リトラクタブル・ヘッドライトのカバーはおむすび形状だが、フジミもバンダイも実車のようなふっくらした三角形ではなく直線的。いわばコンビニの型押しのおむすびみたい。ここは手作りおむすびのようなやさしい形状にしたい。フジミは可動式、バンダイはモールドのみ。せっかくなのでバンダイも可動式にしてみよう。よく言われるようにフロントグリルに接したフォグランプをヘッドライトと思っている人は少なくないようだが、自分もかなりの間そう思っていた。
フロントグリルは両社でこんなに違う。特にバンダイ(下)はトホホ状態。フォグランプ内側のバンパーラバーに至っては中途半端なまま。てっきりこの上に付けるパーツがあると思っていた。バンダイのグリルは作り直すことになりそうだ。
リアランプのフレーム。これはどちらも似たようなもの。しかしバンダイのものはメッキパーツ一体で安っぽい。こちらもクリアーパーツを使うよう作り直そう。数多いトヨタ2000GTのプラモデルの中でもリアランプのフレームで実車に近いと思えるのはハセガワ(1/24)次いでナガノ(1/20)くらいか。フロントグリルもこの2社が良く特にナガノのものがいい。
プラモにしてもフィギュアにしても実車や人物そのものに酷似すればするほどいいということではなく、デフォルメやおおらかさも魅力のひとつであると思っている。しかしやはり許容範囲というものもある。その範囲はそのときの自分の気分に大きく左右されるけど。
結論としてフジミはあまり手を入れずそのままに、バンダイは思い切って色々と手を加えることにする。ボディカラーはフジミはシルバー、バンダイはホワイトの予定。
次回からは製作経過報告です。ぼちぼちゆっくりやっていきましょう。
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