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カスタムフィギュアの製作をしていると色んな話をいただくことがある。今年初めにお得意様の希望でTVドラマ「MOZU」の倉木風のフィギュアを作ってもらえないかとの要望があった。基本的には既存のミニカーの演出のためのフィギュアの製作以外は請けないのだが、個人的にこの題材に非常に興味があったので、完成期限を設けないという条件で製作をはじめた。色んな製作の合間の時間にちょこちょこ進めていたので発案から完成まで半年以上かかったが実質的に要した時間は1カ月未満だと思う。
TVドラマ「MOZU」はシーズン1とシーズン2それに劇場版が作られているが、個人的にはシーズン1が一番の好みである。色んな謎が絡み合って紡ぎだすストーリーが素晴らしい。謎は謎のまま残して行った方がいいと思うのだが、無理に解決させるような展開のシーズン2や劇場版はだんだんストーリーが矮小化されるようでイマイチ好きになれない。
このドラマでは意識的に喫煙の演出がされているが、かつて愛煙者だった自分からみるとこの喫煙シーンは演出過剰だと思う。煙草を吸わない人が演出したようで非常に不自然きわまりない。この意見には喫煙する友人全員が同意した。
かつて映画では煙草は効果的な小道具であったが今ではほとんど見られなくなった。我々の若いころは映画などをみて登場人物に憧れて背伸びして煙草を吸ったものだ。
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