撮影が幾度も中断されながらもようやく完成をみた「マッドマックス」シリーズ4作目「マッドマックス 怒りのデスロード」("MADMAX Fury Road" 2015)、そのブルーレイに同梱されたインターセプターと並べて置きたくて製作した。
先ずこの映画は封切時に劇場で観たが、観終わった途端に迷わずシリーズ最高作と位置付けた。50を過ぎてこの手の映画に我を忘れるほど入り込めるとは。ストーリーはほとんどないようなものだが、圧倒的な映像と音響で最後まで一気に見せる。アクションシーンはCGをいっさい使っていないという。何より監督のジョージ・ミラーが70歳を過ぎてもこういう映画が撮れるということが驚きだった。
このインターセプターはドイツのマネキン社のもの。ミニカーというより文鎮(ペーパーウェイト)。しかも本体以上の重さの斜めにせりあがった不思議な形の台座が付いている。劇中ではこの車は冒頭で敵の襲撃を受け大破し敵によって改造されてしまう。車は改造前のスタイルになっている。シリーズ2作目で爆発したインターセプターが4作目で復活したということはこの車がシリーズのアイコンであることを監督自らも認めたということか。
車は1/27くらいの縮尺ではないかと思うがフィギュアは1/24で作ってみた。冒頭の再現を試みたので風貌は長髪に髭面。ただこのフィギュアは正面から見ても面白みに欠け、背後にあるチューブの付いた器具がアクセントになっているので背を向けて飾る方がいい。背面が正面?ということ。インターセプターも前方より後方からのショットの方が魅力的ではある。
この映画では明らかにマックスよりフュリオサが、車ではインターセプターよりウォー・タンクが主役と思えるので、そちらの2ショットも作ってみたい。
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