ピラティススタジオ”フェルマータ”

2014年より板橋区・高島平および三鷹でピラティスクラスを開催。充実感のあるクラスを実践しています。

股関節を強くつなげる

2021-11-05 14:31:56 | ピラティスワーク~実践編~
股関節は、骨盤の両側に開いたソケットに
大腿骨の骨頭が繋がる形で機能します。

 
骨盤と大腿骨のあいだは靭帯で繋がって
いますが、可動域そのものは広い反面、
使いすぎると靭帯が磨耗しやすい
という特徴があります。
 
 
股関節がもともと柔らかくて
バレエダンサーのように脚を開くことが
できる人が、実は怪我をしやすく、
 
あぐらをかくこともできないぐらい
股関節が硬い人はかえって怪我をしずらい、
そんな例も聞かれます。
 
では、股関節を強く嵌めるには
どうするか?
簡単なやり方を紹介します。
 
 
・仰向けで両脚を90度上げる。
 (両脚の間はこぶし一個分ぐらいあける)
 脚を上げずらい人は壁を使いましょう。
 


・①足首を屈曲させて踵をぐーっと
 天井方向に伸ばして、
 膝裏からハムストリングにかけて張りを
 感じます。
 (かかととつま先を左右平行にします。)
 
・②腰が浮いてしまう人は、
  お尻の下にクッションをおきます。
  そのまま両足踵で壁を強く押して
  みましょう。腰の下が床にだんだんと
  着いてきます。
  
・両手で骨盤を持って、
 骨盤を前傾/後傾させて腰の下をより
 床に付けやすくします。

・③骨盤を前傾させながら両脚の付け根を
  骨盤の方向へぐっと入れる。
  (腰椎が少し反ります)
 
①~③の3つの力を同時に、強く使える
ようになると、股関節が入る感じが
より明確になるでしょう。


 
 
※映像では、腰の下が見えるように
片手をお腹に当てています

こちらの動画をご参考に

股関節を強くする

股関節は、骨盤の両側に開いたソケットに
大腿骨の骨頭が繋がる形で機能します。

 
骨盤と大腿骨のあいだは靭帯で繋がって
いますが、可動域そ...

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美背中作りに挑戦! [スイミング]

2021-10-29 17:46:15 | ピラティスワーク~実践編~

美背中作りに挑戦![スイミング]

~手と脚を対角線に引っ張り合う~

うつ伏せのポジションです。
脚を高く上げるというよりは、
下腹部から股関節を通ってつま先を
真っ直ぐに伸...

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~手と脚を対角線に引っ張り合う~

うつ伏せのポジションです。
脚を高く上げるというよりは、
下腹部から股関節を通ってつま先を
真っ直ぐに伸ばし、その延長で脚が
床から離れる、
といった力の流れをつくります。

腰椎を伸ばして動けるよう、
骨盤を強く後傾させて恥骨を
床に押し続けましょう。

・まずは脚だけの動き。
息を吸って吐きながら片脚ずつ伸ばし上げる。

・つま先を長く遠くに引っ張ったまま、
左右の脚を交互に動かす。
呼吸は動きに合わせて、
吸って、吸って、吐いて、吐いて。

・さらに上半身の動きをつけます。
息を吸って吐きながら脚を上げ、
頭を床から離して両手をまっすぐ
伸ばし上げる。
顎を引いて頸の後ろを伸ばすと背骨が
一本に繋がります。

・右手と左脚、対角線に引っ張り合い、
戻しながら反対側。先程と同様に呼吸しながら、交互に行います。

🍀体幹がグラグラしないように
 お腹でコントロールしておきます。

🍀頭の位置を落とさないように、
 チェックしておきます。




シャープな流線型の背中をつくろう [バック エクステンション]  

2021-10-28 12:18:59 | ピラティスワーク~実践編~
~爪先と頭の先で引っ張り合う~
 
うつ伏せの動きです。
綺麗な背中のラインを作っていきます。
 
背骨全体を伸展(背中を反る)動きになるため、
正確でないと腰を痛めるリスクがあります。
 
うつ伏せになったとき、骨盤を強く後傾
させて恥骨をマットに押し続けると
尾てい骨から腰椎が引き伸ばされます。
お腹側はおへそが引き上がります。
 
・両手を重ねておでこに着けましょう。
 
・まずは脚のみ。
 息を吸って吐きながらつま先のばして
 その延長で脚全体が床からふわっと離れる。
 左右の脚を順番に上げましょう。
 恥骨から下腹部が支点になって
 強く押せていると良いでしょう。
 
・息を吸って脚をおろします。
 
・次は上半身も一緒に。
 息を吸って吐きながら脚を伸ばし上げ、
 頸の後ろから頭を繋げて伸ばし上げる。
 (顎をひいて頭頂部から頭突き)
 鎖骨から胸を開いて
 上半身の支点は胸骨からみぞおちのあたり
 にあると綺麗に伸ばせます。
  
・吸いながら元に戻る。
 

シャープな流線型の背中をつくろう[バック エクステンション]

~爪先と頭の先で引っ張り合う~
 
うつ伏せの動きです。
綺麗な背中のラインを作っていきます。
 
背骨全体を伸展(背中を反る)動きになるた...

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全身を使って、伸びやかに[サイドベント]

2021-10-27 11:56:29 | ピラティスワーク~実践編~

全身を使って、伸びやかに[サイド ベント]

~内腿からお尻を絞めて肋骨/骨盤を高く引き上げる~
 
レベルアップした動きです。
手と、足の側面だけで身体の重さを
支えるため、骨盤や肋骨...

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~内腿からお尻を絞めて肋骨/骨盤を高く引き上げる~
 
レベルアップした動きです。
手と、足の側面だけで身体の重さを
支えるため、骨盤や肋骨といった大きな骨を
身体の中心にまとめ上げていくことが
必要になります。
 
・準備のポジション
 プランクポジション
 (腕立て伏せのポジション)を取って、
 そこから身体を回転させて片膝立てます。
 
・息を吸って吐きながらアップします。
 両脚は内腿とお尻を絞めて、
 支える手は肩が上がらないように
 肩甲骨をできるだけ引き下げます。
 
・息を吐いて戻る→吸ってアップ。
 
 3回目はアドバンス。
 上までいったら爪先を膝まで引き上げて
 パッセ。
 そのまま脚を上にあげましょう。
 

 左右それぞれ3回ずつ。
 
🍀骨盤が前後にグラグラしないように
 するためには、腹斜筋を使って
 安定をはかります。
 

あなたの肺は右利き?左利き? [片肺ずつ呼吸する]

2021-10-26 17:39:38 | ピラティスワーク~実践編~
肺の動きにも左右差がある、
というと、少し唐突に聞こえる
かもしれません。

 内臓は自分の意思で動かすことが
できないため、不随意筋とされています。

 一方で、その周囲の筋肉(随意筋)が
内臓そのもの動きをコントロールしている
場合があります。

 肺の場合、主に横隔膜と肋間筋がそれに
あたります。

 左右それぞれに動かしてみて、
息のしやすさをチェックしてみましょう。

・胡座を組んで左右の座骨が
 床に着いているのを感じる。

・肩甲骨を引き下げながら手を上げる。
 (肩と耳の距離を空けておく。)

・そのまま横に倒して深く呼吸。
 座骨は下に押す、肋骨は手の方向
 引っ張り合う感じ。

・鼻から息を吸って肋骨の周りを膨らませる。
 背中側にも動きを感じられると良い。

左右3回ずつ。

🍀呼吸しずらい方が緩むと、
 頭がスッキリする感覚が
 得られるでしょう。
 

あなたの肺は右利き?左利き?[片肺ずつ呼吸する]

肺の動きにも左右差がある、
というと、少し唐突に聞こえる
かもしれません。

 内臓は自分の意思で動かすことが
できないため、不随意筋とされ...

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