ミロのビーナスは、エーゲ海のミロス島で発見されました。
地図の上では、エーゲ海で一番大きな島であるクレタ島から見ると、クレタ島の西の端から真っすぐ北へ上がったところにこのミロス島があります。ミロス島で発見されたビーナスなので、ミロのビーナスと言われます。
言い伝えによると、お百姓さんが畑を耕していたところ、あるときカチンと音がしたので、何だろうと思って掘り返して見ると
このビーナス像が出てきたそうです。面白い話なので、ついこの話をしてしまいます。
しかし、現実は、洞窟のようなところで発見されたということです。
余談が長くなりましたが、では、なぜこのミロのビーナスがルーブルにあるかという
質問の答えは、
「フランス隊が発見したから」です。
というよりも、本当は言い伝えのように、現地の農民の人が発見したようです。ただ、この場所が遺跡調査をしている外国の区分で言うと、フランス隊の区域でした。そのため、フランスが持ち帰ることができたのです。
この当時は、調査隊が入って発見した遺跡は、その調査隊の国のものになるというルールがあったようです。
実は、このビーナスは発見されてからしばらくほったらかしにされていました。フランスはこの像の価値をあまりわかっていなかったようです。そのため、ドイツの発掘をしている人たちが、ここにこんなものがあるぞと言って、その価値に気付いて、持って行こうとしました。もう少しで、これは、ドイツに運ばれるところでした。それに気づいたフランス隊は、ちょっと待ってくれ、これはフランス隊の調査区域で発見されたものだから、フランスの物だと、ストップをかけたのです。
もし、ドイツへ運ばれていたら、今頃はルーブルではなく、ベルリンのペルガモン博物館あたりに展示されているのでしょう。
面白いですね。
地図の上では、エーゲ海で一番大きな島であるクレタ島から見ると、クレタ島の西の端から真っすぐ北へ上がったところにこのミロス島があります。ミロス島で発見されたビーナスなので、ミロのビーナスと言われます。
言い伝えによると、お百姓さんが畑を耕していたところ、あるときカチンと音がしたので、何だろうと思って掘り返して見ると
このビーナス像が出てきたそうです。面白い話なので、ついこの話をしてしまいます。
しかし、現実は、洞窟のようなところで発見されたということです。
余談が長くなりましたが、では、なぜこのミロのビーナスがルーブルにあるかという
質問の答えは、
「フランス隊が発見したから」です。
というよりも、本当は言い伝えのように、現地の農民の人が発見したようです。ただ、この場所が遺跡調査をしている外国の区分で言うと、フランス隊の区域でした。そのため、フランスが持ち帰ることができたのです。
この当時は、調査隊が入って発見した遺跡は、その調査隊の国のものになるというルールがあったようです。
実は、このビーナスは発見されてからしばらくほったらかしにされていました。フランスはこの像の価値をあまりわかっていなかったようです。そのため、ドイツの発掘をしている人たちが、ここにこんなものがあるぞと言って、その価値に気付いて、持って行こうとしました。もう少しで、これは、ドイツに運ばれるところでした。それに気づいたフランス隊は、ちょっと待ってくれ、これはフランス隊の調査区域で発見されたものだから、フランスの物だと、ストップをかけたのです。
もし、ドイツへ運ばれていたら、今頃はルーブルではなく、ベルリンのペルガモン博物館あたりに展示されているのでしょう。
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