いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。
梅雨の合間の晴れの日、気温も徐々に上がってきていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか
本日、「第52回看護科戴帽式&看護科オープンスクール」が行われましたので、その紹介をしたいと思います
今年は、コロナ禍以前の規模で式が行われました
戴帽式とは、看護科3年生がこれから始まる長期の臨地実習に向けて、ナースキャップやエンブレムを戴き、
看護に携わる者として、また、実習に向け決意を新たにする儀式であり、看護学生にとって、とても大切な式になります
現在、病院では衛生上の観点からナースキャップは使用されていないところがほとんどですが、本校では、看護科の伝統行事の一つとして、大切にされてきた儀式です。
それでは、厳かな雰囲気の中、行われた戴帽式の様子をご紹介します
まずは、「戴帽の儀」です。看護師の先輩である先生方から女子はナースキャップ、男子はエンブレムを戴きました。
先生方にエールをいただき、ナイチンゲールに向かって歩き、一礼。
そして、戴帽の儀の後は「聖火の儀」です。
一人ひとりがナイチンゲールから聖火をいただき、「誓いの詞」を宣誓しました
一人ひとりの灯りが輝いて、とても幻想的な時間でした
その後は、校長先生や理事長、杉森高校看護科・看護専攻科を卒業した先輩方、そして在校生からの祝辞をいただきました。
先輩方の祝辞では、看護師として働いた中での経験やその中で感じた想いを後輩たちに伝えてくださいました。
実際の看護師の先輩からの言葉とあって、生徒たちも真剣に聞き入っていました
生徒代表祝詞では、看護科2年生代表から3年生へ、臨地実習に向けてのエールを送りました。
そして、戴帽生代表の誓言では、看護科3年生代表が、これからの実習に向けての想い、家族や友人たちへの感謝の想いを話しました。
68名それぞれが目指す看護師像や実習での経験、そこで感じる想いも違うはずです。
初めての臨地実習で不安もあると思いますが、患者さんと一生懸命向き合い、実りある実習になりますように
頑張れ看護科3年生
そして、今回の戴帽式は、第1回オープンスクールでもありました。
今回は中学3年生と柳川地区の小学6年生を対象に、戴帽式の見学を行いました。
戴帽式を終え、看護科3年生代表2名が、自身の体験から看護師を目指した理由や目標を話してくれました。
真剣な眼差しで高校生の先輩たちを見つめる姿が印象的でした。
今回は戴帽式見学でしたが、8月の体験入学では看護科も体験実習を予定しています。
看護科に興味のある中学生のみなさん
ぜひ、ご参加をお待ちしています