杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

1月の日記13 とんとことんとん、今日は「とんど」

2013-01-14 06:18:38 | 風習・伝承

1月13日

どんよりした天気。今日は中河内地区内の10か所で「とんど」が行われます。

 午前中は、自宅のある地区のとんど設置のお手伝い。

 

その内、4地区よりお声がかかり、とんど祭りを行いました。

 

このお祭りでは、とんど、お供え物、参加者の順にお祓いをした後、神宮、杉森神社、遠き近きの神社を遙かに拝み、昨年一年のご加護を感謝申し上げる祝詞を奏上しました。

そして、注連縄をめぐらした竹筒に入れた神社でお祓いした忌火から、神社の境内の杉葉と枝で作った忌木に火を移し、それぞれ年男さん、年女さんなどに火を移してとんどに点火。バチバチバチという音とポーンという音とともに勢いよく火が天を焦がしていきました。

 

4地区は1時45分、2時、3時15分、3時45分と、分刻みの移動となり、手早くお祭りの準備をして、短時間で厳粛に祭典を行いました。

地区によっては、お供え物をたくさん、さらには斎竹を四方に張り巡らしてくれたところもあり、神社で各地区に紙垂(しで・注連縄などにつける半紙を折った紙)を用意させていただきました。

時間に無駄のないよう、予め紙垂つけをお願いしたところもありましたが、既に来年のとんど祭りの予約をされたところもありました。確かに10地区全部今日お祭りをするということになると、時間調整に困るんだろうなあと、将来の勝手な不安を抱いてしまいました。

 

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