杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

6月の日記26 神職身分特級昇進祝賀会

2013-06-27 06:15:49 | 日記

6月26日

早朝から大雨の中、広島市内に向かいました。

今日は、叔父の神職身分特級昇進祝賀会でした。

神職には(神社本庁に所属する権禰宜以上を神職という。)、身分と階位があります。

身分は 4級、3級、2級、2級上、1級、特級

階位は 直階、権正階、正階、明階、浄階

特級は、全国でも多くはいません。大社といわれる規模の大きな神社ではこの特級になる可能性が高いですが、氏子世帯200前後の、小さな集落の、それも山奥の田舎の神社の宮司が特級になるのは、稀であります。

何故ならば、田舎の神社で神社界に貢献するためにいろんな活動をするということは、金銭面においても困難なものがあるからです。

 

 

しかし、叔父は祖父の道を継ぎ(たしか40代目?子息も同じ道を邁進中)、小さな田舎の神社の神職となり、本当に、本当に細々とした生活をされてきました。その中で、神社界に対して、鋭敏に正道を導く活動を行われてきたのです。

多くの県内神職、関係神社総代の参加のもと、祝賀会は盛会裡に終えました。

中でも孫たちによる琴の演奏は素晴らしかったです。若干中学1年生の双子の女の子ですが、腕は素人からみてとても常人ではないと思いました(本人たちは、まだ上がいると謙遜しておりましたが)。

琴は、神話の中で神降ろしのときに弾かれています。まさに神事にかかわるものであり、神降ろしには、浄き明き正しき直き心が求められますが、神職子弟として、それも女性ということで、彼女たちは真の巫女ではないかと思いました。

 

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今日もご覧くださり 有り難うございます。