12月14日(火)16:00〜17:30、和田区民集会所で開催された
和田小学校震災救援所主催の「ペット同行避難学習会」で、
相談員が講師としてお話させていただきました。
相談員が今年度作成したペット同行避難プレゼン用資料に基づき、
既存の救援所向け同行避難マニュアルやてびきをご提示しながら、
1.同行避難概要(なぜ同行避難なのか)
2.震災救援所の平常時の備えと発災時の対応
3.飼い主の平常時の備えと発災時の対応
の3つについて、解説いたしました。
救援所運営委員の皆様、一般の飼い主の方、救援所所長、防災課職員の方など
20数名の方が、約1時間のお話を真摯に聞いてくださり、
その後質疑応答の時間を設け、無事予定時間内に終了いたしました。
ペット同行避難でこれまでと大きく変わったことは、昨年来のコロナ禍で、
ペットを飼っている飼っていないにかかわらず、どなたにとっても重要なことは、
災害(大地震)が起きても自宅が無事なら、在宅避難を選択することが、
感染症やプライバシー、ストレスなどの面からも最善策であるということです。
在宅避難を選択した場合でも震災救援所に届け出ることで、
支援物資を受け取れることを、地域の皆様に広く伝えてくださるようお伝えしました。
それでも自宅に危険が迫ったら、迷わずペットを連れて(絶対に残さないで)
避難することが、一人でも多くの命を守るためにとても重要になります。
相談員としては、救援所向けの同行避難についての説明会は初めてでしたが、
予想以上に真剣に受け止めてくださり、和田小救援所運営委員の方からは、
早速年明けにでもペット対応専用ボックスの準備と
ペット同行避難訓練を計画したいとおっしゃってくださいました。
相談員としても、大変貴重な機会を設けてくださったこと、
ご参加くださいました大勢の皆様に、心から感謝申し上げます。
★区内の震災救援所で、ペット同行避難について相談したい、詳しく知りたい、
同行避難訓練を行ってみたいなどございましたら、
お気軽に相談員か保健所生活衛生課にお問い合わせください。
相談員が救援所にお伺いし、ご説明することも可能です。
杉並保健所生活衛生課 ☎03-3391-1991