今回の台風12号の大雨により、紀宝町相野谷川が氾濫。
広範囲に浸水し、過去に例がない被害となっています。
この相野谷川は熊野川に注ぐ支流で、大雨により熊野川が増水すると、熊野川の水位が相野谷川の高さを超えて水が逆流し、堤防を越えて浸水被害を及ぼす被害が繰り返されてきました。
このため、熊野川出口に水門(鮒田水門)を設けました。
この水門の役目は、熊野川の水位が危険ラインまで達したら水門を閉じ、相野谷川の水をポンプで熊野川に流す、というものでしたが、それでも水が相野谷川の堤防を超えて行くことがあり、近年大改修を行ったところです。
実は、そんな大改修をしている時期に、私も相野谷川の流域に住んでいたことがありました。
この時も川が氾濫しましたが、幸いにも田圃が使っただけで、人的被害はありませんでした。
美しい山・綺麗な水・広大な熊野灘。
相野谷川の支流で子供と遊んだ記憶が鮮明に思い出されます・・・
住んでいた家(借家でしたが)は決壊ラインから2メートルほど上に建てられていますが、今回の氾濫ではおそらく浸水被害は免れなかったと思います。
今でも、どなたかが住んでおられるはず・・・
今回の浸水被害に遭ったも皆さまに心からお見舞い申し上げます。
思い出深い地域の事で心中察します。
私事ですが、身内が東牟婁郡那智勝浦町と熊野市紀和町に住んでいます。昨日やっと連絡が着き無事が確認できました。
幸いにも自宅は被害に遭わず難を逃れたとの事でしたが栗畑などは全滅で困っておりました。
電話で近況を聞いてあげるくらいしか出来ませんでしたが、報道などを見ていると、元気な声を聞けただけでも良かったのかと思いました。
無事で済んだ自分達が、被害にあった方の力になれるようなことがあれば、どんどんやっていきたいです。
栗畑は残念でしたが、体があってこそ!
お手伝いできることがあったら遠慮なく言ってください。
後片付け等のボランティアも、今のところは受け入れ態勢が整っていない様子。
日程が合えば現地入りしたいところですが・・・
↑のコメントのように日本全体が厄年のように感じます。
震災被害、台風被害に遭われた方達が、一日も早く元の生活に戻れる事を願っています。
2次災害がまだ残っているようで気が抜けない状態です。
一日も早い回復を祈っています。
まずは一日も早い水道の復活を願います・・・