本日たまたま黒鯛師に会った、その人は北陸に良く行く人でー
年末年始も能登の七尾へ行きペンションのオーナーさんと20年来の付き合いで
1日まで滞在して釣りをしてから帰る予定だったとか、
それってヤバくないですか!?と聞くと、ヤバかったけど31日に釣りをしていて
普段は見向きもしないクロダイがエサを落とすと追いかけて食って来たらしい。
それが4匹も、水深4mほどでスケスケで反応すらしないクロダイが口を使う、
おかしいなー と思いつつ携帯で画像を写しインスタにアップしたらしい。
そして午後の海で 風があるのに海が鏡の様に静まり返る!この方5月に金沢で
地震にあっていて その時も海が鏡の様になったのを経験しているのだ。
その時は震度5-6でお孫さんを連れて釣りに行っていたがもう立ってられない
状態だったらしい。
そして今回普段釣れないはずのクロダイが4匹も食って来たのと海が鏡の様に
なっていたのに合わせて山ではカラスが群れになって騒いで飛び回っていた
らしい。
迷わずオーナーさんにこれはマズいから今日(31日)帰ると伝えトンボ帰りした。
そして1日に能登地震が発生して大変な被害が出てしまい インスタに魚の画像を
載せていたので1日の夕方には知り合いが心配してメールや電話が鳴りまくった
らしい。
帰っているから大丈夫だと伝え皆さん安心してくれたらしいのですが、残念な事に
ペンションのオーナーさんとその息子さんが亡くなったとのこと。
始めの地震で建物から飛び出たので助かったのですが その後家に戻ったところで
2度目の揺れが来て家屋が倒壊してしまい亡くなったそうです。
熊本の地震でもそうやって2回目の地震で家屋が倒壊して亡くなった方が多かった
はずで、1度目の地震でダメージを受けているので2回目の揺れであっけなく倒壊
してしまうんです。
七尾周辺の港でいつも釣りに行くと声を掛けてくれる80過ぎの漁師のお爺さんが
居るのだがずっと連絡が取れなかったのだが5日目に連絡が取れて 何とか生きとる
と言っていたらしい。
しかし福井の釣りクラブ1名の方の実家が能登で帰省していて亡くなったと言って
おられました。
その黒鯛師が 自分が生きている間に復旧して釣りに能登へはいけないだろな---
とポツリと言っていたのが印象的でした。
自分も海に行くので他人事ではなく 気を付けないとヤバイ事になりかねない、
以前は親と九鬼へ釣りに行っていたのだが 港のお婆さんが言っていたことがあって
大きな地震が来てすぐ水深20~30mある湾の底が見えたらしい、そして
皆さん逃げたのですが港の左にある高台の神社に逃げた人は助かり 湾奥に逃げた
人は皆亡くなったとか、津波の威力で湾奥の谷間を波が駆け上がったらしい。
ただ遠くへ逃げればイイ訳ではなく道がふさがって車が動けない時はマンションや
役場など鉄筋の建物へ逃げるか即判断しないと生死を別ける事になってしまう。
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