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松阪投手という人

2012年09月04日 16時40分07秒 | 日記

 ようやく日本人投手の活躍が目立ってきた。

先発では、ダルビッシュ、黒田、岩隈。

ブルペンでは、高橋、田沢、そして建山、上原、斎藤の復帰。


 特に黒田の安定観が抜群だ。勝ちにはつながってないが、この数試合、ほぼ一人で投げている。

もう少し打撃の援護があれば、ポストシーズンの中心投手になるだろう。

ただ、ヤンキースの元気の無さがちょっと気がかりなのだが。


 その点ダルビッシュは有利だ。相変わらず好調のレンジャーズ打線。

今日も14勝目をらくらく上げた。球の勢いも増してきた。

速球は、97マイルまで伸びてきたし、スプリット、ツーシーム、カーブ、スライダーと多彩な変化球が、

相手打者を翻ろうしている。


 マリナーズの岩隈も、お父さんの危篤帰国以来、人が変わったかのような安定観だ。

速球に伸びが出て、得意のフォークの制球力がいい。

前半戦で使ってもらえず、いまだに5勝だが、シーズンオフの評価が楽しみなところだ。



 そんな中、どうもよく分からないのが、松坂だ。

先日、手術後400日以上あけての勝利を上げた。いい投球だったのだが・・・。

本人の言葉は、

『グッとくるものがあるかと思ったが、そうでもなかった・・・・。』

並みの人なら、一年以上のブランクの後、勝てない時期を経て、ようやくの1勝に涙を流してもいいくらいだろうが、

彼は、そうではないようだ。

 それが、彼の大物ぶりを表しているのならいいのだが、

今日の登板では、またもやひどいピッチングをさらけ出した。

そのインタビューでも、今ひとつ自分の置かれている立場が分かっているようではなかった。

どうも、KYっぽいのだ。

 チームは、解体中で、監督もいつ解雇されるか分からない、そして、1千万ドルという高額契約が今年で終わる。

 その割には、危機感が感じられない・・・。

   松阪は、超大物なのか???

   それとも単なる鈍感人間なのか???



 それを確認できるのは、きっと来年になるのだろう。