朝方、いつもより早めに仕事に出掛けたお母ちゃん。
家を7時に出た。
『今日は、ごはん炊かんといてね。』という一言を残して。
炊飯は、私の役割だ。
・・・いや、もうあと少ししかご飯はない筈やのに・・・怪訝に思うが、
アッそうか、と気付く。
今日は、記念日。32年前の今日が結婚式だった。
あのときもこんないいお天気。(だったと思う^^;)
その時挙げた結婚式場、今は葬儀場となって今も活躍している・・・。
なんとなく時の流れに、不合理を感じるものの、
まぁ同じ流れの一つだし、と思い直してちょっとその近所をドライブしてみた。
当時はお金がなく、呼んだ人は30人。ご祝儀を沢山くれそうな人を厳選した。
一応ご祝儀の範囲内ですんだ披露宴。・・・今となっては、恥ずかしい・・・
そして、今年は息子が11月に披露宴を上げる。
結構贅沢な披露宴に思えるのだが、今どきの平均らしい。
時の流れを感じながら、今日はステーキでも焼こうとしてるんだろうかな・・・?
お母ちゃん、仕事もかなり忙しいのに、無理すんなよ、と言いたいのだが。
息子が新居に引っ越ししてから、お母ちゃん、何故か甲斐甲斐しくオトンの世話をしてくれる。
息子の変わりなのかどうだか分からないけど、
オカンにとって、息子の存在は大きかったようだ。
抜けた穴をふさぐのは、お父ちゃんの役目なのか・・・。
毎年結婚記念日は、お互いのプレゼントはなく、ケーキとステーキくらいにしている。
質素なお祝いなのだが、不思議なことにどちらかが必ず思い出す。
だから、忘れたことは今まで一度もない。(ちょっと自慢^^)
金婚式まであと18年かぁ。
(同棲時代を含めると、満35年なんだけど・・・^^;)
それまでは、元気で記念日を迎えたいもんだな。