夏には5時前くらいには行っていた散歩。
寒いこの時季は、9時くらいからに行くようになる。
ところが、その時間でもスミレは行きたがらない。
仕方なく、しばらく抱っこで歩く。
そして、5分くらいしてから、道に降ろして歩くのが日課になっている。
ほぼ毎日そんな感じなので、スミレもすっかりそれがルーティンになっていて、
時間になると、身体は横にしたまま、目だけでこちらの動きを追っている。
つまり本人は散歩に出て、トイレもしたいし歩きたい、
そして、抱っこされて上から景色も見てみたい、甘えたい、
なんてことを考えているかどうかはいざ知らず、だが、
とにかく毎日の散歩が少しだけ元気になって、続いている。
もうすぐクルミが亡くなって1年。
早かったのか、まだ一年、なのか。。。
亡くなって3か月くらい、スミレはどこか元気がなかった。
飼い主が、毎日散歩に行っては涙を流していたのを
スミレなりに肌で感じていたんだろうな。
そして今。スミレは元気満々か、と言われれば、どうかわからない。
でも、あの頃よりは随分元気になってきたと思う。
スミレも11歳。人間で言えば還暦過ぎ。少し抜かれた感じだろうか。
少しでも長生きしてほしいと、
寒空でも楽しく散歩に行けるようにしてあげたいな、と思う。