夏には5時前くらいには行っていた散歩。
寒いこの時季は、9時くらいからに行くようになる。
ところが、その時間でもスミレは行きたがらない。
仕方なく、しばらく抱っこで歩く。
そして、5分くらいしてから、道に降ろして歩くのが日課になっている。
ほぼ毎日そんな感じなので、スミレもすっかりそれがルーティンになっていて、
時間になると、身体は横にしたまま、目だけでこちらの動きを追っている。
つまり本人は散歩に出て、トイレもしたいし歩きたい、
そして、抱っこされて上から景色も見てみたい、甘えたい、
なんてことを考えているかどうかはいざ知らず、だが、
とにかく毎日の散歩が少しだけ元気になって、続いている。
もうすぐクルミが亡くなって1年。
早かったのか、まだ一年、なのか。。。
亡くなって3か月くらい、スミレはどこか元気がなかった。
飼い主が、毎日散歩に行っては涙を流していたのを
スミレなりに肌で感じていたんだろうな。
そして今。スミレは元気満々か、と言われれば、どうかわからない。
でも、あの頃よりは随分元気になってきたと思う。
スミレも11歳。人間で言えば還暦過ぎ。少し抜かれた感じだろうか。
少しでも長生きしてほしいと、
寒空でも楽しく散歩に行けるようにしてあげたいな、と思う。
一昨日の夜中3時頃、
スミレが激しく吠え始めて、目が覚めた。
障子を破るほどの興奮状態で吠えていて、そこから外が見える。
見てみると、なんと、またもやアライグマ。
破れ障子から目と目があったのに、そのまま猫のエサを食べている。
スミレがいくら吠えても、ヤツは逃げもせずに、
エサを最後まで食べて、去っていった。
わずか数十センチほどの距離でも、まったく動じず、
ふてぶてしさは半端ない。
やっぱり夜に出てきてるのか、と婆さんと
若干怖さも感じながらも、奴らも生きるためにエサを探してるんだろうし、
しばらく様子を見ようということになった。
そして、その朝。
なんと、庭に穴が・・・!!
奥行きは20センチほど。
アライグマがねぐらを作ったんではないと思いたいけど、
ノラ猫の仕業ではないと思う。
・・・さあ、どうしようか。
年末、ヒヨドリがうちに来ると書いたが、
あれから季節柄なんだろうけど、野鳥の数が少し増えてきた。
鳥のことは詳しくないので、ネットで野鳥図鑑とかを
調べてみると、
ジョウビタキ、ハクセキレイ、シジュウカラらしい。
それに今まで見ていたスズメ、メジロ、ヒヨドリ。
窓の外を眺めていると、リンゴの木やサクラの木に
やってきてはなにかをつつく。
シジュウカラやハクセキレイはたまにしか来ないが、
ジョウビタキやメジロは結構ひんぱんに来る。
ヒヨドリは相変わらず、ネコのエサを食べているが、
他の小鳥たちは小さな虫とか、花芽や木肌でも食べているんだろうか。
写真を撮れたらなぁ、と思いながら、小鳥はなかなか撮らせてくれない。
高性能の一眼レフがあれば、と思いながら、
バードウォッチングが趣味の人たちの気持ちが分かったような気がした。
鳥たちが飛来してくるのを見ていると、案外飽きないし、面白い。
自然の中で息づいている生命の営みが、すぐそこで行われているんだな、と。
とりあえず、スズメ達の写真。
ここら辺のスズメは食べ物がいいのか、コロコロと太っている。
一体何羽いるでしょう。
ヒヨドリもふくよか。
ただ、困ったのは、木の下に停めている愛車・・・。
鳥のフンが、車のうしろにべったりと付いて、大変なことになっている。
ようやく今日。
世間では、仕事始めの4日。
評判のいい整形外科クリニックに行った。
年末年始の休み明けだし、覚悟していたものの、
凄い患者さんの数だった。
朝一番にもかかわらず、18人待ち。
2時間くらいかかりますよ、ということで、
ついでに初詣をすませた。
空いていて、並ばずに参拝できて、丁度良かった。
去年の破魔矢をおさめて、参拝。新しく破魔矢を求めて、おみくじをひく。
ばあさんは大吉。じいさんは小吉。まぁまぁかな。
参拝を終えて、クリニックに戻ってから約1時間。
下った診断は、ぎっくり腰。西洋的には魔女の一撃というらしい。
つまりこの3週間ほど、治りかけたタイミングで、
再度ギックリを惹き起こしていたようで、これだけ長引いていたようだ。
聞けばなんと言うこともなく、要は本人の不注意。
痛み止めの薬を10日分処方してもらって、
安静にしているだけだそうだ。
入院、ヘルニアで手術、或いは骨髄腫、
だとかとあらぬ想像を巡らせていたのがアホみたいだが、
取り敢えずはひと安心。
先生の説明もばあさん向けで、良かったようで、
本人もいたって満足していた。
『はよ来たらよかった』って、のたまっている。
とにかく、はよ治ってくれ、という気持ちしかない。
・・・太り過ぎもひとつの原因じゃないのか、
と思わず言いそうになったが・・・。我慢も夫婦円満のひとつだ。