息子家族からのライン

近頃９時ごろには眠くなる。
１０時からのどうしても見たいと思うテレビも見ることがない。
テレビが始まるまで、雑用を済ませるか本を読む。
ところが本を読みだすと眠くなり、薄っぺらい単行本が何日たっても読めない。

昨夜も定刻通りに眠くなってきた頃、ラインのお知らせ音がうるさく何度も入った。
我が家のお坊ちゃまから、動画と写真がズラリと送られてきた。
早めのクリスマスとママ（お嫁さん）の誕生日を兼ねての模様だった。
その中に身慣れたケーキが映っていた。
聞けばお気に入りのケーキ屋さんが病気から復活して、久しぶりに焼いてくれたと言うではないか。
何年ぶりだろう、シュークリームやプリンくらいで病後を労わって無理をしない営業。
週２日ほどの経営状態。
心配だったが、どうにか美味しいケーキを焼けるまでに体力が回復したのだろう・・・？

季節の行事を大切に過ごしているらしい息子家族の写真もだが、大好きなケーキ屋さんが日常に戻りつつあることが嬉しかった。
夫婦二人で開いている小さな洋菓子店だが、奥様が焼くパンは絶品。
ご主人が病気で大変だった時、奥様がパン職人だった腕を存分に発揮して乗り切っていたようだ。
小さなギャラリーもあり、以前写真展をさせていただいたこともある。

息子からのラインにうるさいなんて言ってはいけませんねぇ、こんなホッとすることもあるのだから・・・。


撮影地　　愛知県　安城市　「デンパーク」