あれから3週間が過ぎた…
おそろしく長く持て余した3週間だった…
でもって、いろいろ考えたり思ったりして…
なんで病気にもっと早く気づいてやれなかったか…もうこれは、飼い主墓場まで持っていくと思う…
と同時に、早く気が付いてたらどうしてやれたか…
どこで気づくかで大きく変わってくるけど、お尻の骨を溶かすようなガンに対して、なにか有効な手立てはあったか…
探せばいろいろあるんだろうけど、飼い主にそれを見つけられたか…
今は骨を再生させる技術もあるそうで動物にも使われているそうだが、それをサニオにしてやれたか…
手術も、麻酔をかけるとなるとそれだけでかなりリスキーだし…
肺に転移したガンをもっと早く発見してれば、放射線治療や抗がん剤投与という選択ができたかもしれないけど、これをする事によって副作用によりサニオのQOLが著しく低下する事も考えられ…
亡くなる2日前まで、お出かけ大好きなサニオが自分の足で散歩に行けてた事を思えば、寿命は縮んでしまったがある意味幸せだったのかなとほんのちょぴっと思うようになってきた…
ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと思う毎日、多分これからもしばらく続くと思うけど、残された者も生きていかなければならないので発想の転換も必要なのだろうと思ったりし始めたところ…
数年前、愛犬ターボに先立たれた親友キャサ次郎は、ある日行ったスピリチュアルカウンセラーから衝撃的!?な話を聞いた…
カウンセラーから、「あなた、いつも泣き叫んでる?ターボちゃんが、やめてくれって言ってるんだけど?」と…
「泣き叫んでる飼い主が気になって仕方ないから、やめてくれって言ってるわよ」と…
愕然としたキャサ次郎…毎晩お風呂に入りながらターボの名を泣き叫んでいたらしい…
召されたターボは、痛みも苦しみもなく今安らかな時を過ごそうとしてるのに、飼い主が泣いてばかりいたら成仏できないでしょうとたしなめられたらしい…
ふと、そんな話を思い出してみたりして…
だから、これから少しづつ別の事に目を向けていくようにしようかな…