福籠は「ふくろう」と読む。面白いネーミングと味噌ラーメンが1番人気(お店には醤油、塩、味噌の3種類)に惹かれて初訪問してみた。
籠は、バスケットボール🏀のことを大昔は籠球と呼んでいた。そう、籠とはカゴのこと。店主がバスケ好きなのか、ふくろう🦉好きなのか定かでないが、浅草橋駅から徒歩1分の裏路地にある。
平日の昼間12時15分頃着いたら7、8人待っていたから、人気店なのだろう。迷わず、味噌ラーメン大盛り玉子入りをオーダー。
麺は、地元浅草の開花楼特注。味噌に合う中太麺だ。麺は非常にいい。肝心のスープはというと、結構強めの味で味噌以外に動物系、魚介系、野菜系といろいろと出汁を摂っている。
たぶん、醤油も塩も同じスープで提供してる。待ってる間、オーダーの声を聞いていると8割くらいが味噌ラーメン、塩が1割5分くらい。醤油はほとんど出ていなかった。たぶん味噌ラーメンの為のスープ作りをしている。
私が求めてるスープは、どんなラーメンであれゴクゴク飲める胸がスッとするスープ。北海道有名店の味噌ラーメンがとても脂っこくて濃い味なのに似てる。だから世間受けするのだろうけど。
ご馳走さまでした。
美味しいラーメンなんですがね。淡麗系を求めてる理想からするとリピートはないラーメンでした。
浅草橋という街は、昔は問屋街で賑わっていたんだろう。人形、模型、衣料品の問屋が今でもある。今はマンションと飲食店の商業施設で賑わってる感じする。
総武線の隣町に秋葉原、浅草線の隣町に浅草、東日本橋と巨大な人口密集地が存在する。でも新宿や渋谷と異なり、下町くささ残る雰囲気を感じてふらっと歩きたくなる街だ。
ただ浅草は、平日、休日に関わらず凄い人、様々な国籍の外国人で溢れている。あまりにも人が多いから、浅草をよく知る人にとっては少し残念な状況になっている。来年の東京オリンピックの時期は怖い部分がある。